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図に乗って墓穴を掘った差別主義者 ー アゴラの八幡和郎


前エントリで、アゴラの八幡和郎という人物が、民進党の蓮舫代表の「国籍」を執拗に攻撃して、その中で自分はもっと高く評価されるべきだみたいな売名行為を行っていることを紹介しました。

その後も件の人物の粘着は止むことなく続いていますが、調子に乗りすぎてこんな記事まで書いたようです。

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サミット歴代参加者全員が生まれながらの国民 --- 八幡 和郎
アゴラ 9月20日(火)7時10分配信

二重国籍はいけないが、生まれながらの国民でなくても首相になって良い、それに反対するのはレイシストだ、とかいう人がいる。もちろん、日本国憲法で帰化人、国籍選択者にも平等になる権利があるわけだから、それを法的に否定する理由はない。

しかし、生まれながらの国民であったほうが良いと思うことは、なんら人権問題でない。地方の首長選挙で地元出身が好ましい、企業の社長選びでプロパーが好ましいと思うのが人権問題だなどと聞いたことがない。

それでは、国際的常識において、どうなっているかといえば、離合集散を繰り返している様な国でない限り、生まれながらの国民でなく、そこの国民しての意識をもって育ったわけでない政治家が政権のトップになることは極めてまれである。

少なくとも、1975年に開始されたサミットの参加首脳についていえば、解釈が難しい一人を除いて全員が生まれながらのその国の国民である。

少しややこしいといったのは、1984年にトリュドー首相の辞任にともなって3か月だけ在任したカナダのジョン・ターナー元首相で、イギリスでイギリス人の父とカナダ人の母との間に生まれ、2~3歳で父が死んだので、母とともにカナダに移り、母はカナダ人と再婚したので、カナダ人の父母の家庭で育った。

国籍については、当時はカナダ国民というものがなく、イギリス連邦国籍であったので判断しようがないのである。(1948年のカナダ国籍制定でカナダ国籍を授与されましたが、英連邦籍は残ったまま。英連邦籍は放棄できない仕組み)

そして、アメリカでは生まれながらの国民でないと大統領になれないので、キッシンジャーやシュワルツネッガーはそもそも資格がなかった。

もし最初に風穴を空けるとしたら、出自より文化や国家への忠誠度を判断基準にするフランスで、現在の首相はスペインからの帰化人だが、国軍司令官でもある大統領だけは例外であってよいという気分が強く、難しそうである。

それでは、なぜ、そういう現実になっているかといえば、ひとつは、意識のうえでその国にだけ過去も現在も未来も忠実であることが望まれるからだ。そして、もうひとつは、外国の実質的な支配下に入ることへの防波堤になるからだ。

日本の天皇はいわゆる万世一系であり、誰かほかに良い人がいるから変えようと言っても正統性がないからこそ統一と独立の守護神たりうる。同じように、外国がどこかの国を半独立国にしようと思っても、首相は生まれながらのその国の人からしか出せないとなれば、少なくとも、ちょっと面倒である。

そういうことが、古今東西、一つの国が独立を維持する上で強い防衛力になってきたわけで、その効用は馬鹿にしたものではない。

そういう効用を論じることは、少なくとも、人権問題ではない。生まれながらの大統領を要求するアメリカ憲法が国際的な人権規約に反するなんぞ聞いたこともない。

この問題について、違う意見の人があってもよいし、実は私自身迷っているのだが、これを人権問題とすりかえて論じるのは非常識で下劣である。

蓮舫さんについては、二重国籍であろうがなかろうが、日本に愛着も忠誠心も持ってそうもなく論外だが、もし、仮に、同じ台湾人でも李登輝さんがアメリカでなく日本に留学して、そのまま帰化でもしていたら、そのとき、日本人はどう考えただろうか。李登輝さんは申し分ないが、やはり首相だけには・・・と考えるかどうか、日本人はおおいに悩んだだろう。

頭の体操として考えると有意義だと思う。「反日」だとか「レイシスト」とかいう単細胞型のレッテル貼りから一歩進化した議論をしたいものだ。

*思い出したが私がENAに留学していたときにフランス人学生向けの卒業面接試験を膨脹していたら、テーマは「オペラ座の監督にイタリア人を任命したことの是非いかん」だった。このあたりはEU統合の進化でだいぶ意識が変わったが。

八幡 和郎

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160920-00010000-agora-pol
--

偉そうなことを書き連ねている割には、この人の歴史や政治に関する知識は誠にお粗末
したがって、結局彼が言いたいのは、

『日本人以外の血が混じっている蓮舫のような人物が日本の政治に参加するなんてあってはならないこと』

ということだけになってしまっている。
まさにレイシズムです。

>地方の首長選挙で地元出身が好ましい、企業の社長選びでプロパーが好ましいと思うのが人権問題だなどと聞いたことがない。

なんて書いてますけど、これ、立派な人権問題です。
前者については、個々の選挙民がそういう意識で投票することはあるでしょうけど、対立候補や中立であるべきマスコミなどが、選挙期間中にそういう部分を取り上げて、候補者を攻撃するのはやってはいけないことでしょう。かつて新井将敬氏が立候補した時に、石原慎太郎陣営が彼のポスターに朝鮮籍から帰化していることを貼り付けた黒シール事件というものがあったことも、この人は知らないらしい。
そして、後者については、能力ではなくプロパーだからという理由で社員を昇格させたら、昇格できなかった社員からハラスメントで訴えられても文句は言えません。

で、この後はどんどん墓穴が深くなってくる。

>少なくとも、1975年に開始されたサミットの参加首脳についていえば、解釈が難しい一人を除いて全員が生まれながらのその国の国民である。

大間違い。

前エントリでも書いたように、蓮舫代表が生まれた時に日本国籍を持てなかったのは、日本の法律がそうだったから。他の国なら蓮舫代表だって、立派な生まれながらの国民です。

そして、この人は一番大事な人を忘れている。

そう、オバマ大統領

オバマ大統領の父親はケニア(当時はイギリス領)から来た留学生であり、オバマ大統領はハワイでアメリカ人の母親との間に生まれている。
外国人の父親と国民の母親との間で、国内で生まれているという点で、蓮舫代表のケースと全く同じです。

もし当時のアメリカが日本と同じように父系主義をとっていたら、オバマ大統領は生まれながらにしての国民にはなれなかった。

「他国の首脳は〜」なんて言うなら、その他国がどのような条件で国籍を与えているかをきちんと比較して、同じ基準で論じなければ、そんなものは蓮舫代表を攻撃したいという結論ありきのものにしかなりません。

というか、この人は2008年の大統領選で何が起きたかも全然知らないんでしょうね。

オバマ大統領の国籍問題は、選挙戦においてリアルな論争となり、訴訟にもなったケースです。産まれたという病院が実在しないではないか、オバマは実はケニアで生まれたのではないか、インドネシア国籍ではないか、といった様々な「疑念」が投げかけられた。
それに対してオバマ候補はハワイの病院で産まれたことを示す出生証明書を公開しましたけど、それでも疑いの目を向ける人は大勢いた。
現在の共和党候補のトランプ氏もその一人。

でも、アメリカの国民は、2008年も2012年もオバマを選んだ。


>そういう効用を論じることは、少なくとも、人権問題ではない。生まれながらの大統領を要求するアメリカ憲法が国際的な人権規約に反するなんぞ聞いたこともない。

そういうアメリカ国民から見れば、日本では今更こんなことが論じられているなんて噴飯モノの事態だし、自分たちのレイシズムを満たしたいがためにアメリカを出汁に使うな、と怒りを覚えても不思議ではない状況でしょう。


>これを人権問題とすりかえて論じるのは非常識で下劣である。

オバマ大統領と蓮舫代表の状況を正しく比較せず、こんなことを書けば、それは間違いなく非常識かつ下劣な人種差別にしかなりませんし、下手をすれば国際問題にもなりかねません。


>仮に、同じ台湾人でも李登輝さんがアメリカでなく日本に留学して、そのまま帰化でもしていたら、そのとき、日本人はどう考えただろうか。李登輝さんは申し分ないが、やはり首相だけには・・・と考えるかどうか、日本人はおおいに悩んだだろう。

そしてこの人は、ここでもお粗末な歴史認識を披露し、結果的に自分がレイシストであることを白状している。

普通の人なら簡単に理解できることだが、李登輝氏は1923年に台湾の台北州淡水郡で産まれている。その時、台湾は日本が統治しており、岩里政男という日本名も持っていたまさに「生まれながら国民」
しかも、この人は李登輝氏が京都帝国大学農学部に進学し、学徒出陣で出征していることも知らないらしい。

彼が戦後もそのまま日本にとどまり、国籍を取得して政治家となった時、「首相にだけは」などと言えば、それは明らかな人種差別です。

結局この人は、自分が注目されて舞い上がり、薄っぺらな知識で好き勝手なことを書いてしまったために墓穴を掘った


>「反日」だとか「レイシスト」とかいう単細胞型のレッテル貼りから一歩進化した議論をしたいものだ。

自分のレイシズムを満たそうと蓮舫代表を「反日」呼ばわりしているだけだったことが明白になったのが、この記事でした。
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これがあなた方の信じる日本人のあるべき姿ですか ー 蓮舫氏の台湾籍問題


民進党の代表に選出された蓮舫議員に対して、「二重国籍だ〜」「経歴詐称だ〜」と大騒ぎしている人々がいます。

その先頭に立っているのが「アゴラ」というところらしい。

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蓮舫氏の経歴詐称疑惑は深まった
2016年09月06日 21:40
池田 信夫

先週の八幡和郎さんの記事をきっかけにアゴラが報じてきた蓮舫問題は、われわれの予想どおりの結果になった。事実関係については八幡さんと私がこれまで書いた通りなので繰り返さないが、彼女の記者会見には不審な点が多い。
(略)

http://agora-web.jp/archives/2021287.html
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何が経歴詐称なのでしょう?
詐称というのは、本人に嘘という自覚があって初めて成り立つもの。

公選法でやってはいけないこととされているのだって、「虚偽」を語ることであり、虚偽というのはあくまでも本人がそれが事実ではないと認識しているもののことです。

で、出生の経緯から二重国籍となり未成年のうちに日本国籍を選択した蓮舫代表は、中華民国籍を抜いたかどうかを正確に把握すべき立場にはない。台湾に籍が残っていたとしても、それは親と台湾側の問題でしかありません。
加えて外国籍からの離脱は、日本の国籍法でも努力規定でしかないのですから。

こんなものを問題に「経歴詐称」と騒ぐ方がどうかしています。

明らかに虚偽の事実を語っていた安倍晋三の留学話の方が間違いなく経歴詐称です。

で、結局、言い出しっぺの目的は売名行為だったようですね。
自分の名前が広まらないのはおかしいと文句を言っています(呆)。

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アゴラも夕刊フジも私の名前も報じないマスコミはおかしいのでは
2016年09月07日 08:20
八幡 和郎

蓮舫さんが二重国籍問題について昨日の記者会見で、自分は17歳のときに(先週の土曜日には18歳といっていた)父親とともに役所に出向き日本国籍選択宣言をし(従来は母親が自分と一緒といっていた)、引き続き台湾の代表処に行って国籍離脱手続きをしたつもりだが台湾が分からなかったので自信がない(20歳にならないとできないはず。また、子供の頃台湾で毎年二ヶ月くらい過ごしていたのでまったく分からないわけではなかったはず。また、書類はもらわなかったのは不自然)ので、昨日、改めて離脱手続きをしたので国籍はあったとしても抜けた(あるかないかも分からない籍を抜くという手続きがあるのか。また、手続きをしたとしても即刻発効するとは思えないが)とした。

ここに来て、夕方のニュースで民放各社も控えめながら報道し、NHKもようやく朝になって報道した(さすが北京電視台東京支局だ。すべてのニュースを見ているのでないので新聞も含めて情報をコメントお寄せいただければ幸い)。

ところで、この問題を私、アゴラ、夕刊フジがいつどのように論じ始めたかは、ネット上に残っているのでしっかり整理して投稿するが、テレビや新聞が「ネットで指摘」などといい加減なこと書くのは許せない。「八幡和郎」「アゴラ」「夕刊フジ」と明記すべきだ。それにFBで読者がみんなで情報提供をしたことで追い詰めたこともだ。

ちなみに、そもそものことの起こりは、東京都知事選挙で蓮舫さんが有力候補といわれていたときに、東京五輪の顔として名前なども日本人らしくなく、これまでの言動からも忠誠度に問題がある人が知事に最適とは思えないという議論を展開したのが始まりだ。

そののち、代表選に出るというので、名前のことなど問題にした。みんな蓮が名字で舫が名前で本名だから仕方ないと思っていたのだが、村田蓮舫なのにその名前を使うべきだと思ったということもあった。

また、アメリカでも生まれながらの国民であることを憲法で要求しているのだから、さすがに首相は原則そうであるべきでないかということもいっていた。その過程で、夕刊フジに記事を掲載するにあたって、国籍取得時期などについて記述予定内容で間違っていないか蓮舫事務所に確認をとったところ、回答を引き延ばされたので、これはおかしいと思って詳しく調べ始めたのである。ただし、二重国籍だとか決めつけたことは一度もない。

http://agora-web.jp/archives/2021296.html
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書いてる内容もグダグダである上に、最後のパラグラフは大嘘

「アメリカでも生まれながらの国民であることを憲法で要求しているのだから、さすがに首相は原則そうであるべきでないか」って、蓮舫代表の場合、アメリカなら紛れもなく生まれながらの国民ですよ。
たまたま彼女が産まれた時は、日本が父系主義なんていう時代遅れの国籍法を持っていたから。アメリカなら、母親がアメリカ人なら間違いなく生まれながら国民です。

そもそも、国籍が一つでなければならないという前提からしておかしい
今の世の中、親の国籍が同一ではない子供なんて大勢います。
その子供たちに国籍を選べなどと強要するのは、父親と母親どちらかを選べと強要するのと同じ。それこそ子供の人権に対する重大な侵害だと私は思いますけどね。

くだらないことにこだわって、それがどんなに他人を傷つけていることにもわからない自称「純粋日本人」たち。
自分で自分たち日本人の評価を下げているってこともわからないのでしょうか。

ちなみに、自民党政権は二つの中国を認めていない。
「台湾籍」というものを蓮舫代表が持っていたとして、自民党が「二重国籍だ〜」と騒いだとしたら、それはそれで面白い話だと思います。

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与党の政治家を甘やかすネット右翼 ー NHK貧困女子高生報道


先日、NHKがニュース番組で「貧困女子高生」を取り上げたところ、ネット右翼が「捏造だ〜」と大騒ぎ、そしてあの片山さつきがそれを煽るという醜悪な構図が展開されています。

これを見て思うのは、日本人の中で最も「貧困」なのは、自民党を支持する層の事実を分析する能力、そしてより良き世界を作ろうとする向上心といったところでしょうか。

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NHK「貧困女子高生」報道炎上~ネット右翼と融合する政治家~
古谷経衡 | 評論家/著述家
2016年8月23日 10時9分配信

NHKが2016年8月18日に「ニュース7」の中で報じた「貧困女子高生」報道にネットが炎上中だ。この報道を要約すると、母子家庭の女子高生が、低所得のため専門学校への進学費用である約50万円を捻出できず進学をあきらめてしまったこと、その他に家にクーラーがない、パソコンがない、という窮状を扱ったもの。

わずか6分少々の特集ではあったが、ラストでは被写体となった女子高生が、横浜市のシンポジウムで「子供の貧困の実態」を訴えるという内容で終わる。これに対し、またぞろネットユーザーが「本当は(この女子高生は)貧困ではないのではないか」と疑いを持ち、SNS等で「本人特定」を開始。

やれアニメのグッズを買った、高い画材を買った、高いランチを食った、映画に行った、DVDやゲーム機を持っている、などと私生活の消費動態を徹底的に調べ上げ、「NHKの捏造だ!」と大騒ぎしている。

特集の中でも、くだんの女子高生の家にクーラーがなく、パソコンがないという状況から、この女子高生の家庭の貧困度合いは明らかであるし、この女子高生の姉がこの報道内容が事実であると語っている。にも拘らず、一部のネットユーザーは過去のSNSを掘り下げ「豪遊だ」「捏造だ」と決めつけている。

一般的に低所得者は、高価な消費財を買うのが難しいので、小さな消費行動をため込み、消費のフラストレーションを小出しに開放する。すると部屋にモノが溢れるが、パソコンや車、土地や住宅といった高価な耐久消費財や不動産は持っていない。よって、くだんの女子高生の部屋がアニメグッズや小物で溢れているのは、なんら不自然ではない。

そして若年層の貧困は、現に存在する。ネットユーザーによる「炎上」はこの本質を無視し、ひたすらNHKの些末な荒さがしに終始する「反NHK」的イデオロギーに基づいていると言えよう。

・「本人特定」はネットのお家芸

こうした、疑惑の市井の人物に関しての「本人特定」は、なにも今回が初めてではない。ファイル共有ソフトに感染したパソコンから私的な画像がネットに流失したことで、大手メーカーに勤める写真の所有者が特定される騒動(いわゆる「ケツ毛バーガー事件」2006年)、札幌市の衣料品量販店の店員を強制的に土下座させ、その模様をツイッターにアップロードしていた女を特定する騒動(「しまむら店員土下座強要事件」2013年、女は逮捕された)、大手コンビニ店に勤務するアルバイトの男性が同店舗内に設置されたアイス用冷蔵庫に闖入している模様をSNSでアップロードしたところ、本人の特定に至り店舗が休業になった騒動(いわゆる「ローソン店員アイス事件」2013年)など、枚挙に暇がない。

今回の「貧困女子高生」に対する個人のSNS特定も、決して褒められたものではないが、ある種のネットユーザーの歪んだ義侠心ゆえの追求の一例として、ある種ネットユーザーの「お家芸」の延長であり、特段驚くにはあたらないといえる。

しかし、今回の炎上騒動が、他と決定的に異なるのは、ここに自民党の参議議員という、歴とした国会議員が介入してきたことだ。

・片山さつき議員による介入

自民党参議院議員の片山さつき氏は、このネット上の騒動をツイッターで知ったとして、

拝見した限り自宅の暮らし向きはつましい御様子ではありましたが、チケットやグッズ、ランチ節約すれば中古のパソコンは十分買えるでしょうからあれっと思い方も当然いらっしゃるでしょう。

出典:片山さつきツイッター(2016年8月20日)

とネットの騒動に便乗した「本当は貧困ではないのではないか」という趣旨の投稿を開始する。この片山議員が参照したツイッター情報とは、『痛い2ちゃんねるニュース』という、2ちゃんねるユーザーの書き込みをまとめた「まとめサイト」に依拠している。片山議員はこれを見て、

追加の情報とご意見多数頂きましたので、週明けにNHKに説明をもとめ、皆さんにフィードバックさせて頂きます!

出典:片山さつきツイッター(2016年8月20日)

などと血気盛んである。これまでの本人特定は、2ちゃんねるやその他のユーザーが盛り上がるだけで、政治家がこういった問題に関与することはなかった。なぜこういった2ちゃんねるの「本人特定」騒動に政治家が関与しなかったのか。第一に根拠があいまいであること、そして第二に、ネットによって「本人特定」された当人が、無名の市井の人であった、という点である。

片山議員は、2012年にも、お笑い芸人の河本準一氏の母親が生活保護を不正受給しているとの疑惑がもたれた際に、河本氏を徹底的に糾弾する急先鋒の一人となり、2012年7月に新宿で開かれた「片山さつき頑張れデモ行進」にも参加した来歴がある。

これは、くだんの河本氏への批判を行った片山議員が、メディアで批判を受けていることについて、在特会(在日特権を許さない市民の会)の支持者など、「行動する保守」を標榜する人々が主体になって行われたデモで、約180人が参加したものだった。このとき片山は、このデモを「日本版ティーパーティー運動が始まった。皆さんは本当に素晴らしい愛国者」など絶賛している。

しかし、河本氏はメディアへの露出も多く、私人とはいえ著名人であり、その親族の不正受給疑惑を糾弾することには、最低限の蓋然性があったともいえる。だが、今回の「貧困女子高生」に関する片山議員の介入は、その対象者が芸能人でも著名人でもない、市井の無名の10代の女子高生であり、「NHKの捏造!」というネットユーザーの滾る声を全面に受け、ネットの「まとめサイト」を批判的に検証することもなく、国会議員が「NHKに説明を求める」などと公言するという事態は、前代未聞の珍事である。

そしてその「説明を求める」の根拠が、「まとめサイト」というところが拙速に過ぎる。今回の「貧困女子高生」騒動は、ネットユーザーの中でも右派、保守系と目されるネット右翼(ネット保守とも)が中心となっていることは疑いようもない。一部のネット右翼によるネット上に限局した(根拠もあやふやな)騒動を、公僕たる国会議員が問題視し、NHKに説明を求める、ということ自体、極めて異様な光景だ。ここまでくると、片山議員自体がある種のネット右翼と融合しているのではないか、と見做されても致し方ないであろう。

・「反NHK」はネット右翼の精神的支柱

NHKへのネット右翼の本格的憎悪は、2009年に始まる。同年4月にNHKが放送した「ジャパンデビュー・アジアの一等国」の放送内容について、その内容が日本の台湾統治を悪玉であると決めつけ、取材対象となった台湾少数民族を「人間動物園」などと誹謗したなどとして、「NHKの偏向報道」と銘打ち、右派系の独立放送局「日本文化チャンネル桜」が中心となって、ネット上で原告を集め、集団提訴に及んだのが端緒である(いわゆる「1万人訴訟」)。

この裁判は、2012年の第一審(東京地裁)で原告・チャンネル桜側が敗訴。しかし翌2013年の控訴審(東京高裁)で原告・チャンネル桜が逆転勝訴し、高裁はNHK側に賠償請求を命じた。NHK側は上告し、2016年1月、上告審(最高裁判所)により、原告・チャンネル桜の主張が全面的に棄却され、原告敗訴が確定した。このときの裁判所の判決には「(NHKは)日本による台湾統治の際に人種差別的な扱いがあったと番組の中で批判的に論評しているのであって、台湾少数民族に対する名誉を棄損することには到底あたらない」などとしている。

しかしこの判決以後、ネット右翼層にとって、NHKは唾棄すべき巨悪の対象になった。今回の騒動も、ネットユーザーの中でも右派的、保守的と目されるネット右翼層が主導して火付け役の機能を果たしている。片山議員もこうしたネット右翼の潮流をトレースしていることは明らかである。やはり、ある種のネット右翼と融合しているのではないか、と見做されても致し方ない。

・片山議員の行為は問題ではないのか

繰り返すように、私はNHKの報道内容の真偽を検証する、というある種のネットユーザーによる義侠心を否定するつもりはない。前述したように、「本人特定」はネットのお家芸だからだ。しかし、その対象が私人である以上、公僕たる国会議員が、市井の日本人に対するネット右翼層の糾弾の騒擾に便乗するのは、果たして国会議員の本務なのだろうか。

NHKの番組内容を批判的に検証することは、NHKウォッチャーやメディア・ウォッチ・ライターの役割であり、国会議員の役割ではない。百歩譲って公共放送の疑義を追及する大義ありとしても、その根拠が2ちゃんねるの「まとめサイト」というところに、知的な怠惰を感じる。しかも、番組で取り上げられた「貧困女子高生」の貧困度合いは、番組に取り上げられた範囲でも明らかに問題として提起するだけの蓋然性がある。この辺の精査も、片山氏のソースは「まとめサイト」なのだから根拠が無い。たまたま自らのツイッターのタイムラインでながれてきた「まとめサイト」の内容を読んで、紛糾しているという印象しか持ちえない。

舛添前都知事は公費で「クレヨンしんちゃん」を購入したとして問題視されたが、「まとめサイト」やある種のネット右翼ユーザーの吹き上がりを根拠とし、無名の10代の私人たる女子高生に関する疑惑をNHKに公に説明求める姿勢、という片山議員の公僕らしからぬ姿勢そのものの方が、より問題であると思うのは私だけだろうか。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/furuyatsunehira/20160823-00061409/
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まず目につくのが、そもそもこの女子高生のSNSの投稿内容を根拠に、「貧困じゃない」と騒ぐというその想像力の貧困さ。

普通、SNSなどに書いている内容が全部本当のことだと思わないでしょう。
今回の女子高生は、勇気を振り絞って身元を明かして自身の貧困を訴えましたけど、自身が貧困状態にあったとしても、それは「隠す」のが一般的、そして、SNSなどにはごく普通の生活をしているかのように書く。
つまり高いランチも映画を見に行ったという話も、この女子高生の「見栄」であった可能性が十分にあるということ。

私人の言うことなのですから、まずは、当人の訴えが正しいという前提で考えるべきなのに、ネット右翼や自民党支持層はそういうことができない。
まずは自分の気に入らなかったことは無かったことだ、という前提でしか物事が考えられない。

どれだけご都合主義なんだか、と思ってしまいます。


そして、片山さつきの参戦もそれと同根なのですが、そもそもこの女子高生が貧困を訴えることが、あなた方にとって何の不都合があるの? ということ。

上の記事にも書かれている、片山さつきが河本準一氏の吊るし上げの急先鋒となった時、確かに河本氏が著名人だったことと、実際に生活保護という公金が使われていたという事実があったことから、国会議員が介入する最低限の余地はあったと言えます。

しかしながら、この女子高生はただ自分が貧困であることをメディアに語っただけ。
その行為によって、何らかの損害を受ける人なんて、どこにもいないでしょう。

それを捏造だの何だのと大騒ぎする方がどうかしている。

上の記事の筆者が言っているように、問題があるのは片山さつきやそれに同調するネット右翼たちの方です。

結局彼らは、「貧困」を顕在化させないことで、自分たちが責任を取らされる事態から逃げたいだけ。本音では他人のためにお金なんて使いたくない、だから「貧困」を訴えられても支援なんてする気はない、でもそうすると自分たちが支援を断ったという事実が残ってしまう。そういう記録は残したくない、そのためには「貧困」を顕在化させなければ良い。
貧しさを訴える者がいたら、そんな不埒なことをしようとする者など二度と出てこないように、見せしめのために徹底的にバッシングする。
そうすれば、自分の権力がたかが「貧困」なんかで脅かされることはない。

そう考えているのでしょう。
どこまで甘ったれなのかと思います。

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中国・韓国へのコンプレックス丸出し ー 産経のオリンピック報道(2)


前エントリの続きです。

そして、産経の矛先は当然のことながら中国だけではなくて韓国へも向かいます。
韓国を貶めるためなら何でもアリというのが産経ですが、その中でも一番酷かったのがこれでしょうか。

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2016.8.22 13:00
【リオ五輪】
何もそこまで…韓国メディアが日本に異様なライバル心…自国優位を強調しつつ「メダル偏らぬ日本」と羨望の眼差しも

 リオデジャネイロ五輪で“メダル・ラッシュ”に沸く日本に対し、韓国のメディアが異様なほどの「ライバル意識」を燃やしている。何もそこまで…と思えるほどの内容。不幸な日韓の歴史がそうさせるとはいえ、何かにつけて日本と比較したがる韓国は、もう少し自信を持ってもいい-。

 「韓国を抜いた侍スポーツ」。韓国の中央日報(電子版)は19日、派手な見出しの記事を掲載した。同記事は「日本は18日午後11時現在、(メダル獲得数で)総合6位だ」とし、「最終総合順位で韓国より上位になるのが確実視される」と指摘。その一方で、1988年のソウル大会以降、韓国が「2004年アテネ大会を除いてすべて日本を上回ってきた」と“自国優位”の立場も強調した。

 記事は、日本が太平洋戦争後、「敗戦の傷をスポーツで癒すために政府レベルでスポーツを督励した」とし、日本政府がエリート選手の競技力向上のため「(五輪)関連予算を40%増の103億円に増やした」ことがリオ五輪で「実を結んだ」と、羨望のまなざしも交えつつ伝えている。

 日本勢は今回、欧州諸国が強いカヌーと、世界的な人気種目のテニスでも銅メダルを1個ずつ獲得するなど、まんべんなく多くの種目でメダルを獲得した。記事はこの点について、「7種目(アーチェリー、フェンシング、射撃、重量挙げ、柔道、テコンドー、バドミントン)に偏る韓国とは対照的だ」と、不必要と思えるほどの“卑下”も見せている。

 韓国メディアの記事中ではときおり、日本統治時代の名残か、「宗主国」という単語が出てくる。同記事もリオ五輪の日本柔道復活劇について「『宗主国』のプライドも捨て、レスリングやブラジリアン柔術など他国の武道も習った」ことが躍進の大きな要因だ、と指摘。「宗主国」という単語をあえて使ってしまうあたりに、今も抜けきらないコンプレックスのような感情が垣間見える。

   ◇ ◇ ◇

 韓国各紙は、バドミントン女子ダブルスで金メダルを獲得した日本の“タカ・マツ”ペアについて、監督が韓国人であることをことさら強調している。そうだとは知らない一般の日本人にとって、違和感を覚えるほどだ。

 スポーツに国境はなく、日本卓球チームは中国人指導者を招聘し、欧米や南米諸国も日本から柔道指導者らを招き入れ、レベルアップに努めている。

 日本と比較して卑下したり、また「韓国人が日本人ペアに金メダルをもたらした」式の報道は前時代的そのもの。各国が優れた指導者のもとで競い合い、記録や技術を徐々に高めていく-。それがスポーツの魅力でもある。

◇ ◇ ◇

 韓国は21日時点で金メダルを9個獲得。“お家芸”のテコンドーでも強豪選手が「金」を手にした。

 20日のゴルフ女子でも、朴仁妃が5打差の“ぶっちぎり”で金メダルを獲得。ちなみに世界の最強ゴルファーが集まる米国の女子ツアーでも、韓国出身のゴルファーが上位を独占し、米視聴者の“TV離れ”が起こっているほどだ。

 人口が日本の半分に満たない約4950万人の韓国。日本とことさら対比したり、卑下したりする必要はない。着実にメダル数を積み上げていける実力を、韓国社会はそのまま誇ればいいだけだ。(五輪速報班)


http://www.sankei.com/rio2016/news/160821/rio1608210043-n1.html
--

もともと、韓国の中央日報が、今回の日本のメダル獲得数が増えたことを分析しているだけなのに、それを卑下だの羨望だのといった感情によるものと決めつける。

そして極め付けは「宗主国」でしょう。

中央日報は、「『宗主国』のプライドも捨て、レスリングやブラジリアン柔術など他国の武道も習った」と、日本の取り組みを高く評価しているのに、その「宗主国」という言葉が「今も抜けきらないコンプレックス」の現れだなどとふれ回る。

いい加減にしたらどうでしょう。

そもそも、相手は韓国のメディアなんですから、原文は韓国語です。
だから、「宗主国」の意味が必ずしも日本語と同じとは限らない。
文脈を見たって、この記事の「宗主国」とは、柔道の「発祥の国」という意味で使っているとしか読みようがない。
日本の植民地支配なんて、全く関係ない話です。

私も韓国語はわかりませんから、原文はどうなのか、そして韓国語における「宗主国」の意味がどうなっているのかを知りませんが、少なくともこういう記事を書くなら、そこまで調べてから書くのが最低限の義務でしょう。

産経は、韓国を貶めたいという欲求が社内に蔓延しているようで、こんな当たり前のことも理解できないようです。

ちなみに中央日報の日本語版サイトで「宗主国」で検索すると、

『韓国の「キムチ宗主国」の地位が揺れている。 』
『テコンドーも金メダル2個、銅メダル3個と出場選手全員がメダルを獲得し、「宗主国」韓国のプライドを守った』
『金属活字の宗主国である韓国の名声』
『ホームショッピング宗主国である米国でも』


などなど、200件以上がヒットします。
この程度の確認をするだけで、中央日報がどういう意味で「宗主国」を使っているかは簡単にわかるし、それがわかれば、真っ当な記者ならこんな記事が書けるはずがない。

たったそれだけの手間すら惜しみ、こういった民族的偏見丸出しの記事を書く。

結局、中国や韓国に対してコンプレックスを感じているのは、この産経新聞のような記事が堂々と載る日本の方でしょう。

このような国に、オリンピックを開く資格があるのか、と思ってしまいます。

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中国・韓国へのコンプレックス丸出し ー 産経のオリンピック報道(1)


リオデジャネイロ五輪が終わりました。
まあ、いろいろ批判はあるとしても、五輪が世界一のスポーツの祭典であることは間違いなく、日の丸君が代の押し付けには辟易しますけど、そこで日本人が活躍する姿は、見ていて好ましいものがあります。

本来、五輪で頑張ったの選手であり、別に日本が偉いわけでも何でもないのですが、とにかくそういう捉え方をしないと気が済まない、全ては日本の国威発揚のためのネタという報道っぷりなのが、産経のような御用マスコミ。

そして、それだけでは飽き足らずに、中国や韓国を貶めるネタとしてまで五輪を利用しています。

見ていて恥ずかしくなってしまいます。

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仏選手がゴール前で相手を沈めて失格に 中国ネットでは白人批判に転化「白人の素養はこんなに低いのか」 オープンウォーター/リオ五輪
産経新聞 8月17日(水)8時23分配信

 リオデジャネイロ五輪のオープンウォーター女子で、メダルを巡るフランス選手の行動が「常軌を逸している」として、中国のインターネット上で話題になっている。

 批判を浴びているのはフランスのオレリ・ミュレ。10キロを泳いだ15日のレースで、ミュレはゴール前、ラケーレ・ブルニ(イタリア)と激しく銀メダルを争っていた。

 ブルニの手がゴール板にタッチしようとした瞬間、ミュレは信じられない行動に出た。腕でブルニの手を押さえただけでなく、身体ごとのしかかって水中に沈めた。力業を使って2位でゴールしたのだが…。

 英語表記でマラソン・スイミングと呼ばれる競技は、位置取りを巡り、選手同士がバトルを繰り広げている。10キロの長丁場で審判もすべての違反はチェックできないため、腕を引っ張ったり、水中でケリを入れたりは日常茶飯事という。

 しかし、テレビカメラがその瞬間を捕らえる五輪の舞台、しかもゴール間際とあっては度が過ぎた。審判団はすぐにミュレの失格を決定した。

 銀メダルを手にしたブルニは「あのフランス選手は私をつかんで水中に沈めた。私がゴールできなくした。審判が正確なペナルティーを科してくれてとてもうれしい」と語ったという。

 ミュレのコーチはフランスのテレビ局に対し、「審判の判断は拙速過ぎた。これは本当に最悪の結果だ。スポーツの試合はこのように、永遠に不公平で不運がつきまとう」と不満を口にした。

 一方、中国のインターネット上では、身勝手なミュレの行動や陣営の主張をきっかけに、「白人の素養はこんなに低いのか」などと白人批判が展開されている。

 ある投稿者は「白人は最悪の種族だ、中国人は彼らにいじめられている。スポーツ界では彼らは種族の優越性を吹聴している。黒人選手が彼らを超えると圧力をかける。中国人が彼らを超えると圧力をかける。ルールを改正し、中国の出場人数を制限し、時には圧力をかけて中国選手の得点を抑える」と、白人コンプレックスをさらけ出している。(五輪速報班)


http://www.sankei.com/rio2016/news/160817/rio1608170050-n1.html
http://www.sankei.com/rio2016/news/160817/rio1608170050-n2.html
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私はその場面は見ていませんけど、フランスの選手がそういうことをしたなら、批判されて当然だと思います。
で、なんでそれが中国人が「白人コンプレックスをさらけ出している」ことにつながるのでしょう。しかもそれが例えば「新華社」のようなところが書いている、というならまだしも「中国のインターネット上では」でしょ。

こういう報道をしたいなら、中国以外のインターネット上ではそんな書き込みは全くない、あるいは中国だけに大量に見られる、という事実があることを論証しなければいけないはずですけどね。

でも、実際には日本のネット上にも同種の書き込みはゴマンとある
競歩で日本人選手が失格になりかけた時、やはり白人による差別みたいな書き込みはいくらでもあった。

そういう事実を何ら省みることなく、他国を貶めることだけを目的にしているとしか思えないこんな記事を、よく書けるものだと、ある意味感心します。

でも、産経の暴走はこれだけにとどまりません。

続きます。

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