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アルジェリア事件で実名報道批判をする人の不思議(1)


さて、アルジェリアの話を書いていたのですが、別件を割り込ませた上に、ちょっといろいろと忙しかったもので、間が開いてしまいました。
書きかけていたネタを再開します。

====================

今回のアルジェリアでの事件で、政府が被害者の実名を伏せるという発表をしましたが、マスコミがそれに逆らって実名報道を行い、特にそれを朝日新聞が口火を切ったとかで、「マスゴミがぁー」と怒っている人々が居るようです。

このブログの1月27日付けのエントリにも、エントリの趣旨と関係ないのに、そういった方からコメントがありました。

--
アルジェリア人質拘束事件について、犠牲者の実名を非公表とした日本政府に対し、朝日新聞が22日朝刊で実名報道を開始。メディア各社が追随したことに対し、論議を呼んでいる。

21日深夜、日本政府は同事件で日本人犠牲者がいたことを確認し、公表した。その会見の際に菅官房長官は、会社(日揮)、ご遺族と相談の上、実名は公表しないことに決めたと、犠牲者の実名を明かさないことを表明した。

しかし翌22日、朝日新聞は朝刊に犠牲者の実名と写真を公表。これを受けてテレビ、新聞各社も追随、実名が広く報道されることになった。

犠牲者の甥という本白水智也氏は23日になり、Twitterで「朝日新聞の記者は2つ約束をしておりました。
『実名は公表しない』『本白水さんの許可がなければ絶対に記事にしない』。この2つの約束を破りました」と朝日新聞記者とのやりとりの一部を公表。1000件を超えるリツイートがなされている。

http://www.rbbtoday.com/article/2013/01/23/101659.html
--

ちなみに、これはURL先からの引用ではなく、zという方がコメント欄に書かれた全文。つまりご自身の意見は一言も無し。これがエントリの趣旨とどう関係あるのですかとお尋ねしたのですが、結局反応無しです。

で、この問題では大きく2つの疑問があります。

まず第一の疑問は、何故、政府は実名を公表しないとしたのか。
「ご遺族と相談」なんて言ってますけど、実際にあれだけマスコミの取材に応えていたご遺族がいたのですから、その点ではコンセンサスは取れていなかったことは明白。
もちろん、公表を拒まれるご遺族が一人でもいれば、全てを非公表にしなければならないとも言えるので、意見が一致していなくても非公表という決定はアリですけど、それならちゃんと「ご遺族の中に公表を拒まれた方が何人か居た」と言うべきでしょうね。

そして、そもそも非公表にしてどんなメリットがあったのでしょう。
事件の被害者なのに実名を公表されたくないというのは、普通は、その被害者がその場所に居たことか、そのような事件に遭ったこと自体を知られたく事情がある時です。よくあるのは、風俗店のようなところで事件に巻き込まれたとか、性的な犯罪の被害者になった時とか。

今回の事件がそれに該当するでしょうか? 答えは否

全員会社の命で現地に赴き、本人のあずかり知らぬ理由で武装勢力に殺されたのであり、個人名を隠さなければならない理由は無いはずです。
これで実名を公表しないというなら、犯罪被害者の実名を公表できるケースなんて一つも残らないでしょう。

だいたい、この事件の被害者は皆、企業の社員が社業に就いていて巻き込まれたのであり、彼らと社会的な繋がりを持った人は沢山いる。私の知り合いにも日揮の社員はいるし、別の知り合いはかつて別のプラント建設現場で一緒に仕事をした日揮の知り合いも犠牲になったのではないかと、とても気にしていた。
もし、知り合いが亡くなっていたらお見舞い行かなければならないとか、考えた人は大勢いたはずであり、これまでのこういったケースでは、マスコミで報道される犠牲者の氏名を見て判断できたのに、非公表ではそれもできなくなる。
直接確かめろなんて言う人もいるかもしれませんけど、会社関係の繋がりでは自宅なんて知らないし、会社に問い合わせて簡単に答えが得られるなら非公表にする意味が無いし、百歩譲って自宅を知っていたとしても、「○○さん大丈夫でしたか?」と聞いて「大丈夫でした」と答えてくれれば良いですけど、もし亡くなっていたら、とても不躾なことを聞いたことになることを思うととても聞けないのが普通。
そういう意味でも、今回のケースでは、マスコミが犠牲者の実名を公表する意味もあったと私は考えています。

では、何故、非公表にしたのか。
結局、非公表にして一番得をするのは誰かと言えば、それは日本政府と日揮
だったら、彼らの思惑で非公表にしたのだと考えるのが妥当でしょう。

今回、犠牲者が出たのは、まず武装勢力の行動に原因があり、次いでアルジェリア政府の対処が不適切であったかもしれないという点があるでしょう。
しかし、それに加えて、日本政府もアルジェリア政府の行動に何も口を挟めなかったことが批判される可能性があり、そして何より日揮に対しては、現地の安全確保のための対策をきちんと講じていたのかという疑問が呈されることは避けられないでしょう。
その時、非公表ということになれば、遺族が政府や日揮を批判するにしても「匿名」でやらなければならなくなり、「匿名」では、その批判者は実は「なりすまし」であるなんて言説を振りまけば批判を潰せる。
そういうダメージコントロールを目論んだというのが私の考えです。

それにしても、普通、こういう事件に巻き込まれれば、会社は「社葬」くらいのことはやるものですよね。実名非公表で「誰某さん安らかに」なんて弔辞すら読めない状態にして、日揮はどうするつもりだったのでしょう。
水面下でいくばくかのお金で渡して、遺族に箝口令を布いて、時が過ぎるのを待つつもりだったのでしょうか?

善かれ悪しかれ、戦前の日本では戦争に人を駆り立てるのに、靖国神社というツールを使って、戦死したら国を挙げて顕彰しますと言っていた。それが戦争遂行に欠かせないものであったというのは事実。

実名報道を日揮がさせたくないということは、この会社では社命で危険な地に行って命を落としても、その人を会社としてはリスペクトする気が無いってことになりますよね。もちろん、危険を避けることを第一に考えるのが最優先ではりますけど、少なくとも、今後海外で仕事をする他の社員の士気を考えたら、下手なやり方だったと思います。

私も、仕事に行った先で命を落とした時に、自分が名無しの権兵衛として葬られるのはご免こうむりたいですね。自分が社命が引き金になって死んでも、それが誰かわからない状態にされていたら、その社命の存在自体も一緒に葬られ、遺族は蔑ろにされるのではないかと疑いたくなりますから。

続きます。
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メタンハイドレートで一儲けしようとする人達(青山繁晴氏・青山千春氏)(その4終)


(その3)から続きです。

【ぼやきくっくり】
「アンカー」5年前から言ってるのに何を今さら?『メタンハイドレート日本海で発見』報道の真相

http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid1281.html

このブログ記事で書き起こされた青山繁晴氏の発言の問題点を指摘されてもらいます。

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【発言その7】
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はい。これ(注:海底資源探査システム及び海底資源探査方法という特許)あの、実は独立総合研究所の前の住所ですから、もうそのまま隠さずに置きましたが、このように日本国内の特許を取ってます。
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特許を取っているからなんでしょう。
その特許が全ての海洋調査に必須の技術だとでも言いたいのでしょうか。
そんなバカな話はありませんね。

まずは、その特許が使われていることを実証するのが先決であり、それをやらずしてこのようなことをふれ回るのは言いがかりそのものです。


【発言その8】
----------------------------------------
利益や、儲けが目的じゃないので、特許使用料って1円も取ってないんです。これからも取らないつもりです。しかしそのことと、実は特許を持ってる青山千春博士に対して許諾、つまりその技術を使っていいですか、その技術を、あの、使って、得た、学術的内容を公表していいですかってのは、本来、許諾を取らなきゃいけないです
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ここでも嘘が入っています。
特許を使用するには許諾が必要ですが、正当な手続きを踏んで使用の許諾を得た特許技術を使って得た成果を発表することまで、特許を持っている者の許諾を取る必要などありません。

こんなことが許されたら、例えば、研究のための情報収集に携帯電話を使ったら、その電話機に関する特許を持っている者の許諾を得なければ、研究成果を発表できなくなる
青山氏の言っていることは、そういうトンデモな主張です。


【発言その9】
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希望はしたけども、船にも乗れなかった。そして、えー、事前に、技術を使うという通告も、あるいは私たちに意見を聞くことも全くなかった

もちろん今回の調査研究ってのはたくさんの技術が、複合的に使われてますから、青山千春博士の特許だけが使われたんじゃありませんが、えー、研究内容全体を見ると、間違いなく彼女の技術は使われてるのに、実はそれが、相談もなかったわけですね。
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まず、使っていることをまず証明してから言え、ですね。

しかも、この調査研究を主導していたのは松本良東大名誉教授。Wikipediaにも書かれているように、青山千春氏の特許取得にあたって、メタンハイドレートに関しての指導を行ったのが松本教授その人。つまり、彼女の師匠にあたる人が、今回の調査を行った。
だったら、普通に考えれば、「彼女の技術」なんてものはこの研究チームにとっては既知の原理によるものなのであって、特段「彼女の技術」なんて使わなくても調査する方法はいくらでもあったはず。

弟子が師匠に「相談もなかった」もないものです。


【発言その10】
----------------------------------------
この秋田沖でやったのは、去年の夏なんですよ。で、実はその時には青山千春博士、まだ船に乗ってた。そしたらですね、えー、いきなり紙が回ってきて、こういうA4の、まさしくこういう真っ白な紙が回ってきたそうです。本人と、あるいは他の研究員の証言全部一致してるんですが、この紙が回ってきて、とにかく名前書けと言われたと

たとえば青山千春と書けと言われて、船の中ですし、よく分かんないまま書いたと。そしたらそれが、いつの間にか誓約書になって

要するにこの秋田沖で、去年の夏にすでにメタンハイドレートが見つかってることを、論文に書かない、外に言わない、ね、それを誓約させる
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それって、何かおかしいんでしょうかね?
普通、どこでもやりますよ。
共同研究のようなものをやる時には、秘密保持条項が含まれた契約書にサインをするものですけど、この時はそういうものが予め用意されていなかったのだとしたら、その点ではお粗末だったかも知れませんが、おそらくは、こうでもして改めて釘を刺さないと青山夫妻みたいな人達が勝手にペラペラ喋るかもしれないと危惧したのかもしれませんね。
だとしたら、その判断は全く正しかったと言えましょう。

で、この発言で、彼は見事に語るに落ちています。

去年の夏、青山千春氏は船に乗っていたと。
だったら、あなた方は「彼女の技術」とやらを、調査チームが使うことを許諾したんでしょ。それを許していないなら、何で彼女が船に乗れたのです。

結論。青山千春氏は「彼女の技術」を調査チームが使うことを許諾していた。よって、少なくとも秋田沖で見つけたメタンハイドレートに関して、特許を無断で使用したかのような発言は、言いがかりです。


【発言その11】
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竹島のさらに南の海の底から、メタンハイドレートを韓国はすでに取り出す調査を、あるいは開発をしてて、それを2014年までに実用化するということを、堂々とたくさん発表してるわけですよ。
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韓国はそんなことは言ってません。

「韓国は2005年からガスハイドレート事業団の主管で探査とボーリング作業をしており、2014年までの試験生産完了を目標にしている。」
http://japanese.joins.com/article/873/152873.html

試験生産完了なら、日本が今やっていることと同じですよ。つまり日本よりも1年遅れってこと。

こうやって、嘘でもかまわないから人々の耳目を集めることを言って、自分を誇大に見せようという魂胆のようです。


【発言その12】
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はい。これは、直接僕が、この方にお会いをして、えー、証言を聞きました。会社の名前と、ご本人の名前伏せてますけど。当時の、国内最大級石油会社、これ今もそうですけど、その技術本部長っていうのは、まさしく最前線の、トップですね。この方はとっても勇気のある方で、その、既得権益の圧力に負けない人なんですけど、その方がはっきりと、いや、うちの会社にもシェル石油から、あの、お金出しますよと言ってきたと。しかし日本国のことを考えて断ったと。しかし残念ながら日本の研究者にはそれを受け取ってる人が多いんですよって話をされたわけですよ。
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とても勇気のある方ねぇ。
その勇気のある方が誰か、こんなバレバレな形で書くなんて(何故バレバレかは書きませんが)、ホント、青山氏は誰でも自分のために利用することしか考えていないんですよね。
この人、メタンハイドレートの評価の会議で、真意はともかく青山氏に都合の良いと受け取られかねない発言をしたばっかりに、こうやって利用される羽目に陥ったのでしょう。

で、その勇気のある方、あなたの会社は社運をかけたプロジェクトの遂行のために、フランスのトタールからお金を受け取っているじゃないですか。
何が既得権益に負けないですか。

ちなみにこの人、そういう問題発言をした直後の役員人事では、ものの見事に「技術本部長」から外されてしまっていますけど。青山氏は絶対にそういうことは自分からは言わないでしょうね。


【発言その13】
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今回の発表で言うと東京大学の名誉教授が入ると、突然、NHKや全国紙は、ああ、それは権威があるから、それはもう新発見、大発見なんだと言って大きくやるわけですよね。
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青山氏達が日本海側で調査したと言っていた時、それを一緒にやっていたのは誰だってでしょうね。松本良東京大学教授(当時)でしょ。あなたの言う通りなら何でその時に大きく報道されたはずですね。

そして、ここでも青山氏はお粗末にも馬脚を現しています。
それは、先日の報道の時、松本教授の肩書きは明治大学特任教授としてしか報じられていないんですよね。一部には東京大学の名も挙げているところもありましたけど、基本的にNHKも全国紙も明治大学を中心としたグループとして報じていたことに変わりは無い。
松本教授が実は東大の名誉教授だったなんてことは、今回の報道だけを見ていた人はほとんど知らなかったはずなのに、それを自ら口にしたのは、真実をねじ曲げてそういう筋書きを作りたかったのでしょう。

結局、彼がこの報道を問題視しているのは、ただ自分が外されたこと、それだけです。

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というわけで、たった一回のテレビ番組の中だけでも、これだけとんでもないことを言っている人が、メタンハイドレートという資源の周りにウロウロしているということを示しました。

折角の資源が、こういう形で個人の欲望を満たすために使われているというのは、何とももったいないことです。

これまであまり注意を払って来ませんでしたが、この人の言動には、これからも気をつけて行きたいと思います。

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メタンハイドレートで一儲けしようとする人達(青山繁晴氏・青山千春氏)(その3)

(1)と(2)で、彼らの言動の明らかな嘘、そして本気で開発するにしては余りにも疑わしい行動について、説明しました。

続いて、やたらに他人を罵っている彼らの行動への疑問について。
この(3)と(4)では、昨秋、明治大学などのグループがメタンハイドレートを日本海などで発見したと報じられた時、それを批難していた青山繁晴氏の言っていることのおかしな点を示します。

青山氏の発言内容については、彼らに騙されて、この話を広めようとした以下のブログの書き起こしを使わせてもらいました。

【ぼやきくっくり】
「アンカー」5年前から言ってるのに何を今さら?『メタンハイドレート日本海で発見』報道の真相

http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid1281.html

このブログを書かれた方は、青山繁晴氏を援護したかったようですが、こうやって文字に書き残されたお陰で、かえって青山氏の問題点を浮き彫りにしてしまう結果となったようです。

たった一回の放送のことなのに、あまりにも突っ込みどころ満載なので、2回に分けることになります。

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【発言その1】
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ところが、このメタンハイドレートだけは逆さまで、むしろ地震の起きる所で獲れる新しい天然ガス。従って、これが、これを人類が発見したのは今からだいたい14〜15年ぐらい前ですが、どこにあるかの前に、メタンハイドレートそのものに気がついたのは14〜15年前ですが、当時から日本が注目されてたわけです、世界でですね。
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これは全くの嘘。
ガスハイドレートなどというものは1800年代から見つかっていたなんて、それこそ常識。また20世紀半ばにはプラントなどでメタンハイドレートが生成されることもわかっていました。仮に天然のガスハイドレートに限ったとしても、青山千春氏の特許取得に協力した松本良東京大学名誉教授が、2009年の地学雑誌に寄稿した論文『総説 メタンハイドレート』で、1980年代には中米の海溝で採取されていると記述しています。

『総説 メタンハイドレート』
http://www.geog.or.jp/journal/back/pdf118-1/p007-042.pdf

自分達があたかもパイオニアであるかのように装うために、歴史すら改竄しようということなのでしょう。


【発言その2】
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「日本政府が日本海側のメタンハイドレート開発に取り組まなかった理由は、太平洋側に税金を注ぎ込んだことを批判されたくない。それから、日本海側はすぐ資源になるから世界秩序を変えたくない」=>当事者に常に直当りをして、聞いたこと
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これは既に記したことですが、政府は2003年に日本海側でメタンハイドレートが見つかったことなど隠してはいない。
石油公団はその結果を公表しており、むしろ、その情報を得て、後から同じ場所で探して、世紀の大発見のように言っていたのが、この人達。
また、表層にあるメタンハイドレートの開発が砂層内にあるものよりも困難であることは、「メタンハイドレート資源開発研究コンソーシアム」もきちんと説明している。少なくとも、この人が直当りした「当事者」とは、例えばプロジェクトリーダーである増田先生のような人ではないことは明らかです。

仮に、そんなことを言った人がいたとしたら、それはこの人がそういってくれそうな人だけを選んだってことでしょう。


【発言その3】
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「『メタンハイドレート日本海側広く存在か』というおとといのNHKニュースの内容は、『新たなエネルギー源として期待を集めている天然ガスの一種「メタンハイドレート」が、太平洋側だけでなく日本海側でも、広い範囲に存在する可能性が高いことを、明治大学などの研究チームが発見しました』というものでした」

=>これはすでにたとえば2009年で、学会雑誌の表紙にもなってるのに、今さら、何で新発見だ
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学会雑誌の表紙になっているのは上越沖で見つかったメタンハイドレート。今回明治大学などの研究チームが発見したのは、秋田沖など、それ以外の場所。だったら「広く存在か」と報ずるのは全く正しいし、それは新発見というべき内容(その発見に価値があるか否かは別問題ですけど)です。
だいたい、「広く存在」と報じたということは、「狭い範囲では既に存在を確認していた」と報じたのと同義。この人の批判は完全な言いがかりというか、自分の日本語力のお粗末さを満天下に知らしめたってわけです。

【発言その4】
----------------------------------------
これ907メートルって書いてます、映ってますか?これ浅いんです、実はですね。太平洋側でいうと、4000メートルぐらいありますから。
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ここでまた無知をさらけだしています。
確かに南海トラフというのは水深4000mくらいある海域ですが、今回、産出試験が行われるのは水深1007m地点、対象となるメタン濃集帯とされている海域の水深は857mから1405mです。

http://www.jogmec.go.jp/news/bid/docs/2012/at2_120507_02.pdf

そして、何よりも滑稽なのが、この人はメタンハイドレートが生成する条件すら知らないらしいということ。彼らが東シナ海でメタンハイドレートを探したという行動のおバカさを指摘するために引用したWikipediaの記載をもう一度貼っておきます。

--
埋蔵域

状況によって異なるがおおむね、大陸棚が海底へとつながる、海底斜面内の水深500-1000 m(2000mまでとする研究もある)での、地下数十から数百mに存在し、メタンガス層の上部境目に存在するとされている。


http://ja.wikipedia.org/wiki/メタンハイドレート
--

彼らは、海の中ならどこでもメタンハイドレートが生成し得るとでも思っているんですかね(苦笑)。


【発言その5】
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実は2009年に、東京大学とか東京海洋大学と一緒に、青山千春博士が船に乗り込んでいて、そして魚群探知機でこのメタンプルームを見つけました。魚群探知機ですから、とても値段が安い。太平洋側で500億円使ったのと違って、はるかに安くできる。それをですね、船の中で彼女がこういうふうに実際に魚群探知機に、この画像が出てるところを、後ろから別人が写真で撮って、しまった、撮ったものなんですよ
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これも汚い騙し発言ですね。
まず、青山千春氏らが見つけたのはメタンプルームだけ。それを魚群探知機で見つけたなら、確かに安価だったでしょうね。
で、「太平洋側で500億円使った」のは、メタンプルームだけを見つけるためですか? 違いますよね。太平洋側は、実際にメタンハイドレートを採取し、試掘を行い、産出試験まで行っている。魚群探知機だけでそこまでできるわけありません。

次に、別人が後ろから写真を撮ったなんて、他に誰かがディスプレイの前に座っていてあんな画像が撮れるはずがありません。角度が真正面すぎ。

しかも、この番組で紹介された写真って、上述の『総説 メタンハイドレート』の図19として載っている写真の右側の部分と全く同じですよね。これって、この論文を読む限りでは2004年7月に調査した時のものでしょ。水深も906.7mと全く一緒。
何よりも、この論文が受け付けられたのは2008年11月6日のこと。「2009年に、東京大学とか東京海洋大学と一緒に、青山千春博士が船に乗り込んで」いたとしても、番組で紹介されたのはその時に撮られた写真じゃないのは明白。

彼は明らかにを吐いています。


【発言その6】
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つまり10月29日の発表資料について、これをもし、メディアに出すなら必ずこれを、入れろという、要求なんですよ、学者の側から。そして、青山千春博士や独立総合研究所の存在は、完全に、あの、消し飛ばされていて、いわば排除されてるんですが、
----------------------------------------


で、2009年に一緒に調査したのは東京大学や東京海洋大学と。
そういった共同研究の場合、当然のことながら勝手な発表などさせないように予め約束を結んでいるはず。そして、発表にあたっては誰が行い、どういうクレジットにするかも決めてあり、それに同意した者だけが参加できるというのが常識でしょう。
消し飛ばされるも何も、それに同意して船に乗ったはずのに、何を今更文句を言っているのか、です。

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ようやく半分です。
続きます。

(発言その5について、加筆修正しました)

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メタンハイドレートで一儲けしようとする人達(青山繁晴氏・青山千春氏)(その2)


(前エントリで青山繁晴氏の名前の漢字を間違えていました。このエントリから訂正します。)

昨日のエントリの続きです。

続いて、彼らの行動が本気でメタンハイドレートを開発しようとしているには疑問が多過ぎる点について。

====================

(1)青山千春氏は魚群探知機でメタンハイドレートを見つける特許を取った。しかし、彼らはその手法で新たなメタンハイドレートは見つけていない。

青山繁晴氏は、しきりに青山千春氏が取った特許の有効性を強調しています。そして、上越沖にピュアなメタンハイドレートがあるとことあるごとにふれ回っています。
普通に考えれば、彼らは、その特許技術を使ってメタンハイドレートを見つけたと認識するでしょう。
でも、実際には、その上越沖のメタンハイドレートは2003年に経産省の基礎試錐事業の事前調査で発見されたものであって、その特許を使って見つけたものではない。そして、彼らはそれ以外の場所でメタンハイドレートを確認した事例を一つも示していないのです。

もちろん、基礎試錐事業はメタンハイドレート研究が目的ではなかったので、そこで見つかったメタンハイドレートを対象に別の人が研究するというのは当然アリ。だから松本教授などが、既に見つかっているところに行って、サンプルを採取して、そこにあったという事以外について、何かの論文を書いたって問題ないでしょう。
また、魚群探知機でメタンハイドレートを探すという手法が有効であるかどうかを検証するために、既に発見されている場所で試してみて、こういう見え方をすればそこにメタンハイドレートがあるというチューニングをするのも、当たり前のこと。
でも、その特許が本当に有効と言えるのは、まだ誰もメタンハイドレートを見つけていない場所で、その手法で見つけられたらであり、その意味で、上越沖以外の場所でメタンハイドレートを見つけることが彼らの責務。
でも、未だに成果が出ていない。

青山繁晴氏は、この特許は外国では皆が関心を持つのに、日本では意図的に無視されている、といった類いのことを言っているようですが、日本ではメタンハイドレートについては、既にどこにあるかではなく、どうやって採掘するかに焦点が移っており、その問題解決に役に立たない特許など、ほとんど関心をもたれないばかりでなく、そもそもその手法の有効性からして疑わしいってことが、わかっているからです。

もともと、有効性に疑いがあり、始めからあることがわかっていたところでしかメタンハイドレートを見つけていない技術を掲げ、また、試掘など一切やっていないにも関わらず、自分達だけが「試掘関係者」だと言いふらす。

この人の目的は、メタンハイドレートをネタに自分を売り込むことであり、その開発には無いと見るのが妥当だと、私は思います。


(2)東シナ海でメタンハイドレートの調査を行った際に、中国海軍に妨害されたと主張しているということは、本気で探す気が無いということ

1月18日付けエントリのコメント欄では既に説明していますが、メタンハイドレートが生成するには高圧、低温の条件が必要。したがって、水深500mよりも浅い海域でメタンハイドレートを探す人なんて、普通はいません。
ところが、青山千春氏は、東シナ海でメタンハイドレート調査を行ったという。
東シナ海はほとんどが水深が200mよりも浅い大陸棚にあたり、わずかに沖縄トラフの部分だけが深くなっている海です。したがって、このような海でメタンハイドレートを見つけたって大きな埋蔵量は期待できない、言い換えれば、開発できる可能性は日本周辺の他の海域と比べたらかなり小さいエリアです。

そもそも、そんなところでメタンハイドレートを探すということ自体が、その本気度が疑われる行為ですが、それに加えて、青山夫妻はその際に中国海軍に妨害されたと言いふらすことで、墓穴を掘っているのがまた滑稽。

中国海軍が出て来るようなエリアと言えば、普通に考えれば中間線付近までであって、中国でさえEEZ境界と主張している、しかも沖縄本島や奄美諸島から数十kmしか離れていない沖縄トラフまでやって来て何かをしたというなら、そのことがまず大問題でしょう。
でも、青山夫妻は、そんなことは一言も言わない。

ということは、本当に中国海軍に妨害されたなら、それは中国海軍の船が居てもさほど違和感の無い場所、即ち、日中中間線付近で起きたことと考えるべきもの。
日中中間線付近にメタンハイドレートが生成されるような海域なんてありません。

ということは、この話の解釈として、可能性があるのは次の3つ。

A. 青山千春氏は、沖縄トラフでメタンハイドレートの調査をし、中国海軍に邪魔をされたと嘘を吐いている。
B. 青山千春氏は、沖縄トラフでメタンハイドレートの調査をし、中国海軍に邪魔をされたが、自身が邪魔をされたことのみを問題視し、中国海軍の艦船が、沖縄本島や奄美諸島からわずか数十kmの海域で活動していることを、スルーしている。
C. 青山千春氏は、日中中間線付近という、メタンハイドレートが最初から無いことがわかっている海域でメタンハイドレートの調査を行い、中国海軍に妨害された。

さすがに、Cのオプションとして中国海軍の妨害まででっち上げたとするのは、あまりにもあくどい行為ですので自粛しますけど、どれであっても、この人を信用する気にはなれないと判断するには十分と言えましょう。


(3)開発する気があるなら、埋蔵量が多く期待できる太平洋側で調査すべき

青山夫妻は、メタンハイドレートをネタにしてあれこれマスコミに露出していますけど、彼らが話題にするのは、日本海側や東シナ海ばかり。
上述のように東シナ海ではメタンハイドレートの埋蔵量は見つかったとしても少量であることは、海底の地形から見て明らかです。また、日本海側も、水深が深いエリアはそれこそ佐渡沖から富山湾にかけてのエリアを除くと、日本列島からは距離がある、言い換えれば、日本のEEZの範囲は水深がそれほど深くない。現に、青山夫妻が昨年6月に兵庫県の沖合で調査したと言っているのは百数十kmも沖合の話。
即ち、ここで一生懸命探しても、韓国、北朝鮮、ロシアを喜ばせるだけの結果に終わる可能性も高いということです。

一方、太平洋側は日本列島に近いエリアに十分な水深をもった海域があり、またそのあたりにはEEZを接しているエリア
彼らは、東大の松本教授が、日本が使用している天然ガス100年分の埋蔵量があると言っているとか言ってますけど、松本教授はそれが日本海側にあるなんて一言も言っていない。あくまでも日本近海の話であり、その大部分を占めるのは、何と言っても太平洋側のエリアです。

そして、彼らが開発した方法が本当にメタンハイドレートの発見に有効なら、彼らも太平洋側でやれば良い。そして、お役所などが莫大な資金をつぎ込んでいる場所でも、自分達は低コストでメタンハイドレートを見つけたと宣伝すれば良い。
でも、彼らはそれをやらない。
彼らは日本海側の府県を焚き付けて、「海洋エネルギー資源開発促進日本海連合」なんてものを設立させていますけど、何で太平洋側の自治体に同じ様なことを働きかけないんでしょうね。

つまり、彼らの技術は限定された条件でしか使えず、特に太平洋側では見つけられる自信が彼らには無い。結局、その技術で見つけられるメタンハイドレートは、日本近海に埋蔵されているメタンハイドレートの極一部でしかない。
学術的にはおもしろいし、理学系の先生なら取り上げる気になるかもしれませんけど、それを生産して、日本にエネルギーを供給しようと思っている人々からは、無視されて当然でしょう。

本当に自信があるなら、表舞台である太平洋側にやってこいってことでしょう。

====================

ということで、彼らは本気でメタンハイドレートを開発しようとしているとは思えない、ただアルアルと言って、それに期待した人々からお金を引き出しているだけに過ぎない、それが私の意見です。

続きます。

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メタンハイドレートで一儲けしようとする人達(青山繁春氏・青山千春氏)(その1)

1月18日付のエントリ「確かに「命に関わる」かもしれませんね(メタンハイドレート)」で青山繁春という人を批判したところ、NANさんという方は随分と感情を害されたようで、何度も何度も短いコメントを送ってこられています。

その度に、事実関係について根本的な間違いをしている部分については指摘しておりますが、どうも青山繁春・青山千春という人達にほとんど洗脳されている様子ですので、彼らの主張のデタラメさを明らかにしておくべきと考え、このエントリを上げることにしました。

青山繁春氏の主張にはこれまであまり興味を持っていませんでしたので、過去にどういうことを言っていたのか、情報が足りないため、彼の発言内容については以下のブログを参考にさせてもらいました。

『朱鷺の森日記』
(資源・MHのフォルダ)
http://su-mi.iza.ne.jp/blog/folder/308506/

タイトルからして、新潟に住んでおられる方と見受けられますが、そういう人なら日本海側でメタンハイドレートとなったらもっと肯定的に捉えると思うのですが、この人は批判的。
私もほぼ同様の感想をもっていますが、とりあえず、青山繁春氏の発言内容のみを参照させてもらいました。なお、これ以降で私が言及する青山繁春氏の発言内容が事実と異なっている場合、それはひとえにその情報のソースまであたっていない私に問題があるのであり、この『朱鷺の森日記』のブログ主さんには何の責任も無いことは申し上げておきます。

====================

さて、まずは絶対にだとわかる点から提示します。

(1)『日本海側の「試掘関係者」とは、まさしく、ぼくを含むわれわれ自身です』発言

これは、彼のブログに書いてある台詞であり、その自分に何も聞いて来ないで「試掘関係者に聞いた」みたいな話をする者は嘘吐きか騙されているのだといった話をしているのですけど、これは青山氏の大嘘。

2003年にこの海域でメタンハイドレートが発見できたのは、翌年に実施する経産省の事業「基礎試錐」の事前調査として海底の土質を調査していたから。
よって、その事業に関連していたのは、経産省、当時はまだ石油公団だった石油天然ガス・金属鉱物資源機構、土質調査を請け負ったサービス会社、そして掘削を請け負った民間石油開発会社など、多岐にわたっており「試掘関係者」を見つけることなど、その業界に縁のある人なら、さほど難しいことではありません。

よって、青山繁春氏周辺だけが「試掘関係者」という彼の言っていることは「嘘」です。

(2)2003年にこの海域で石油やガスの試掘をした時に、この調査に同行した青山千春博士がメタンハイドレートを見付けてしまった。

逆に、この2003年のプロジェクトに青山繁春氏やその関係者が関与していたという情報はどこにも無い。特に、経産省の実施した基礎試錐事業の調査の現場にただの個人が同行させてもらえるなんて有り得ない。
独立総合研究所のHPによれば、青山千春氏は2003年には三洋テクノマリンという会社に在籍したことになっており、ならば、三洋テクノマリンという会社がその事業に参加したのかと調べても、そのような形跡は一切無い。三洋テクノマリンのHPでも、そのような実績は一切触れられていないし、発表論文の中にメタンハイドレート関係は皆無
更には、そもそも独立総合研究所のHPの青山千春氏の経歴の中で、三洋テクノマリン時代の業績の中にメタンハイドレート関係は無し。そして、自分が2003年にメタンハイドレートを発見したなどという記述は一切無し

http://www.dokken.co.jp/corporate/aoyama_chiharu.php

結論として、青山千春氏は2003年の基礎試錐プロジェクトのための海底土質調査に同行などしていない。即ち、青山繁春氏が言ってることは「嘘」です。


(3)政府や役人は、太平洋側で成果が出ていないことから、日本海側でメタンハイドレートが発見されたことを伏せようとした。

2003年から2004年にかけての基礎試錐事業でメタンハイドレートが発見されたことは公知の事実であり、それは2004年には当時の石油公団からも発表されています。

『平成 14 年度国内石油・天然ガス基礎調査海上基礎試錐「佐渡南西沖」サイトサーベイ グラビティコア試料の地化学分析結果報告書』

このレポートそのものは見ていませんが、他の論文などでは参照されており、2007年に書かれた『佐渡南西沖の日本海大水深域における石油システムについて』という論文には、このサイトサーベイの結果を、

『試錐位置の最終決定のための事前調査として2003年4月〜6月に実施されたサイトサーベイでは、(中略)試錐予定位置の中間点付近の海底でサイドスキャンソナーによりガス噴出現象が確認された。さらに、この地点で採取されたグラビティコアからメタンハイドレート・遊離ガス・油臭堆積物が回収された。』

とまとめています。更に、同論文では、

『基礎試錐掘削後、掘削地点の周辺海域では、東京大学を中心とする研究グループが2004年と2005年に海底調査を実施して、海底から噴出するメタンプルームの映像化とメタンハイドレートの海底露出の発見、メタンハイドレートの採取などの成果を挙げている(松本ほか、2005;松本ほか、2006)』

と、ちゃんと松本教授グループの業績、それも論文の共著者として「青山千春」の名前も書いて、紹介しています。

もちろん、しっかり『掘削後』と書いてありますけど。

即ち、誰も日本海側でメタンハイドレートが見つかったことを隠してなどいないし、ましてや、後からやってきてさも自分達が見つけたかのような顔をしている青山千春氏のグループの実績すら紹介しているというのに、その恩を仇で返すような行為をしているのが、この青山繁春という人。

いずれにしろ、日本海側でメタンハイドレートが見つかったことが伏せられたなどというのは、全くの「嘘」です。

====================

これだけでも、信用できない人達であると判断するには十分な情報だと思いますが、まだNANさんの洗脳は解けないのでしょうか?

続きます。


(追記)

ちなみに、前エントリにまたNANさんからコメントをもらいましたが、1日1回しか自分のブログを確認しないようじゃいけないんですって(苦笑)。
悪いけど、こちらは社会人であり、生活のためにはちゃんと仕事をしなければならず、その時は仕事に専念しなければなりません。だから、朝晩にブログのチェックをし、アップは通常は晩だけという生活しか私にはできません。
仕事を放り出してブログに嵌るようじゃあネット依存症でしょう。

ネトウヨは引きこもりニートか世間知らずの学生が主という話ってホントなのかもしれませんね。


(更に追記)


コメントいただきましたように、青山繁晴氏の名前を繁春と間違えて書いておりました。
お詫び致しますとともに、次エントリから正しく表記いたします。

言い訳になりますが、最初にコメントをいただいた方の表記に引きずられてしまいました。
以後、人名は慎重に確認するようにしたいと思います。

テーマ : 環境・資源・エネルギー - ジャンル : 政治・経済

9条改憲は必要か(Afternoon Cafeさんからの引き継ぎ)

いつもお世話になっている秋原さんのAfternoon Cafe、

『「護憲=9条守れ」という古いステレオタイプからそろそろ卒業して、もう一歩進んでみよう』
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-1216.html

からの引き継ぎエントリをアップします(アルジェリアの話を書いていましたけど、割り込みさせます)。

上のリンク先のエントリはタイトルにある通り、護憲は9条に限定されないという内容だった訳ですが、やはり9条関連、特に集団的自衛権行使に拘る方がおり、その論旨の問題点を私が指摘したことから、やり取りが発生しました。
しかしながら、それを続けることは秋原さんのところのエントリの趣旨から外れるので、9条に関しては私がこちらにエントリを書いて、コメントしてもらうことにしました。

まず、集団的自衛権行使を可能にする9条改憲についての、私の意見を書いておきます。

--

集団的自衛権を行使することができるようになっても、日本は、他国が自衛権行使のために行う戦争に参戦できるようになるだけで、日本の防衛には元々個別的自衛権で対処できるので、何も変わらないというのが大前提としてある。

そして、そのような改憲をしておいて、同盟国から援軍を頼まれて断るのは裏切りでしかない。裏切り行為をした国が今度は他国から攻められた時、同盟国に援軍を求めたって断られる可能性大。
よって日本の場合、アメリカから参戦を求められたら断ることはできない。

日本が戦後独立して60年、日本が他国から攻められた事は一度もありませんが、アメリカが他国と戦争したことは沢山ある。その時、もし日本が自民党が今言っているような憲法を持つ国だったら、既に多くの日本人の血が流れていたであろうことは容易に想像がつく。
即ち、日本の防衛力はそれだけ毀損されていたであろうということ。

今現在は、アメリカがその制定に大きく関与したとの自覚を持っている憲法が日本にはあり、それを破ってまで自分達の戦争に参戦せよとアメリカは言えず、また、日本の防衛にはアメリカが参戦しなければならないという状態を受け入れている。
一方、自分達の責任で改憲すれば、当然のことながらアメリカの戦争に参戦しないのは日本の責任となり、アメリカがギブアンドテイクだからと日本の防衛戦争に参戦を断ったって文句は言えない。

つまり、このような改憲はアメリカを喜ばせるだけであって、日本の防衛力を高める要素は何もない。むしろ日本を軍事的に弱体化させる意味しかない。
そんな改憲はやるべきではない、というものです。

--

まあ、このあたりは旧ブログ時代から何度も何度も申して来たこと。

さて、あちらでのお相手としてはお二人の方がいらっしゃいました。

ニュー英次さん金魚さんです。

お二人がどのような主張をされていたのか、詳しくは、秋原さんのところの当該エントリのコメント欄をご覧下さい。

で、最後に私との間でどのようなやり取りがあったかを記しておきます。

まずニュー英次さんからの最後のコメントは以下の通り。

==============================
白砂様へ
2013.02.03 ( Sun ) 16:54:53 | ニュー英次 | URL | Edit
>「米軍を頼って何が悪い?」に同意見の人なら、日本だけの軍事力がどれだけかで十分か不十分かなんて判断は絶対にしないんですよ。必ずアメリカの軍事力とセットで考えますから。

アメリカとの軍事力とセットなのはその通りですが、日本を守る第一の主体は日本そのものなのですから日本の防衛力の多寡を論じるのに何ら問題は無いと思いますよ
それに自衛隊単体の戦力を論じたのは秋原さんとの流れをがあったからです
秋原様「日本は5位だから十分」
私「いや、実力は17位という説もあるから十分とは言えませんよ」
とツッコミを入れただけです
さらに、実際の戦争で自衛隊が想定してるのは、第一撃を自衛隊だけで持ちこたえ、その後米軍の登場で反撃するというものですから、やはり日本単体の戦力が十分かどうかはを論じるのは重要です
このまえの北朝鮮ミサイル発射実験の時も、実際にミサイル迎撃に動いたのは自衛隊単体でした

>で、なんで改憲したらこんなことを「正すこと」ができるんです?

敵地攻撃能力
武器輸出三原則

これだけでも十分です
どちらも、「平和憲法」に縛られてその決められた方針で、手足を縛る行為そのものじゃないですか
もっとも、「敵が明白にミサイル攻撃の意図がある場合は攻撃していい、それは憲法の範疇だ」
などという政府の見解が発表されたこともありましたが、それにしたっていちいち個別の事案に対して憲法との整合性を調整しなければならないのでスピーディーさに欠けます
武器輸出三原則が撤廃されれば武器のコストダウンがはかられ、防衛費と実力の乖離は縮められます
世界の主要国は先進国も旧共産国も北欧も日本以外の旧枢軸国も日本との領土問題を抱えていて「日本の右傾化」を叫ぶ国もみんなやってることですので、日本はそれらの国並みに武器を売る権利があるのです
この三原則が見直され改正されてきてはいますが、長年憲法に引っ張られてその権利を行使することができなかったのです

>その選択肢を増やすために生じるデメリットが、選択肢を増やすことによるメリットよりも大きいなんてことはいくらでもあるんですから。

一般論からいえば選択肢は多いほど良いに決まってます
メリットとデメリットどちらが多いかは見解の相違でしょうね
わたしは前者を支持します

>国連決議があれば参戦なんて言っている人が、日米で国連を破壊しようと言う。
これまた支離滅裂と言わざるを得ません。

緊急時には国連がどうとか言ってられないでしょう?
そして緊急でないときはなるべく国連のルールに従う
何がいけないのでしょうか
ちなみに「準備段階も長くかかる戦争」とは長期の戦争という意味ではなく、準備するほどの余裕があるという意味であり「緊急ではない戦争」という意味で使いました

>ですから答えていなかったでしょ(苦笑)。
>ようやく今回言及(答えにはなってませんが)されましたけど。

ちゃんとコメント欄を順を追ってみてください
白砂さんが登場されるより前に既に答えてますよ

>私と秋原さんは別人格なんですから、意見が違っていて当然でしょ。
>そんなもの、あなたという一人の人間の言っていることが、上記のように180度違っていることに比べれば、どうでも良いことでしょう。

白砂さん
米軍の存在を前提とし、米に日本にとって有利な「不平等な関係」(白砂さんの言葉)を受け入れさせるために有効だから九条を守る

秋原さん
米軍の存在自体に反対。そもそも今の状態は思いやり予算や米軍基地問題を考えると日本にとって不平等な関係。そして九条を守る

つまり、九条が活きる前提が白砂さんと秋原さんでは真逆なのですから、どうでもいいですまされるわけがない
二つある逆の前提から同じ結論が導き出される場合、いずれかが破綻しているということになります

==============================

これに対しての私の答えは以下の通りです。

==============================

>アメリカとの軍事力とセットなのはその通りですが、日本を守る第一の主体は日本そのものなのですから日本の防衛力の多寡を論じるのに何ら問題は無いと思いますよ

いいえ問題ありです。

あなたは「日本の防衛力の多寡」を論じたのではなく、「日本の防衛力の多寡だけ」を論じ、それをこのように結論付けたのですから。

『この数値を見る限りでは国土を守るのですら十分とは言えない』

あなたの視点に「アメリカとの軍事力とセットなのはその通り」なんてものは、これまで一度たりとして出て来ていませんでしたし、今もその評価は示されていません。

加えてあなたは『白砂さんと同意見です』とおっしゃった。
でも、私は「日本の防衛力の多寡だけ」を論ずるつもりはさらさら無い。
よって、あなたの「同意見」は誤りであり、その点でも問題あり。

早急に「同意見」は撤回して下さい。

>とツッコミを入れただけです

アメリカとのセットを認識しているなら不要なツッコミですね。
しかも以下に示すように、あなたはそのツッコミが正しいものなのかを全く検証していないと思われる。

あなたはただ秋原さんに異を唱えたかった、ご自分のプライドを守りたかっただけなのではありませんか?

>第一撃を自衛隊だけで持ちこたえ、その後米軍の登場で反撃するというものですから、やはり日本単体の戦力が十分かどうかはを論じるのは重要です

それで、「第一撃」という限定された局面における自衛隊の持つ能力が「17位」であるというのが、あなたがその根拠とした「http://www.globalfirepower.com/」に書かれているというのですか?

秋原さんのところにちょっとコメントしましたが、あなたは、実は「重要」などと言いながらあのサイトの中身すら読んでいないでしょ 。

だってあのサイトでは各国の戦力を40の項目について評価して、総合ランクを決めているのですが、そのうち、軍事的な項目は半分程度しか無いんですから。
そして、中には人口や原油の生産量、埋蔵量なんて項目もある。だから、このランキングではあなたのおっしゃるように日本は17位で、軍用機の数が日本の3分の1、国防費に至っては日本の10分の1のインドネシアの総合ランクは15位です。

さて、例えば中国から「第一撃」を受けた時、日本よりもインドネシアの方が国土を守れると、あなたはお考えですか?

>敵地攻撃能力
>武器輸出三原則

>これだけでも十分です
>どちらも、「平和憲法」に縛られてその決められた方針で、手足を縛る行為そのものじゃないですか

意味がわかりません。

適地攻撃能力なんて現憲法でも持てるって以前の自民党政権からそう認識していて、とっくにそれらは導入済み。脳内時計がファントム導入時の45年くらい前で止まってしまっていませんか?

自衛隊単独での防衛力を上げたいというなら、そのような予算案を作って国会に通せば良い。それをやらなかったのは自民党政権が怠けていただけであって、憲法は関係ない。
他国が攻めて来たら、自衛権を行使して実力で排除することができるし、アメリカの援軍を求めることもできる。日本の領土を守る上で、現在の日本国憲法は何の支障もありませんよ。

>それにしたっていちいち個別の事案に対して憲法との整合性を調整しなければならないのでスピーディーさに欠けます

あのー、どんな改憲をしようと、その後に作られる法律が憲法との整合性がとれているか調整しなければならないのは全く変わらないんですけど。自衛隊(国防軍)は神聖にして侵すべからずなんて改憲をしない限りは。
少なくとも、自民党が言っている改憲案にはそんなことは書いてませんよね。

>武器輸出三原則が撤廃されれば武器のコストダウンがはかられ、防衛費と実力の乖離は縮められます

武器輸出三原則が撤廃されて武器のコストダウンができるという筋書きが空想の産物。日本製の兵器を誰がそんなに好んで買うって言うんです。
しかも仮にコストダウンができたとしても、そんなものが人件費が半分を占め、装備の調達費はせいぜい2割、国産品はその半分程度と言われる防衛予算にどれだけのインパクトを与えるというのです。
せいぜい数百億円、安倍政権が次年度で増額しようとしている分よりも小さいくらいでしょうね。

ということで、あなたの空想上の「乖離」を正すなんて言われたって、現実世界の憲法にしてみれば迷惑千万ってことです。

もっと、真面目に答えて下さい。

そして、繰り返しますけど、改憲したって日本の領土内に石油は見つからないし、人口は増えませんから、あのサイトで評価された17位というランキングを上げるのはまず無理です。
軍事的な項目でランクが低いのは陸上兵力に関するものばかりですから、これを上げるのに改憲の必要は一切ありません。

>一般論からいえば選択肢は多いほど良いに決まってます
>メリットとデメリットどちらが多いかは見解の相違でしょうね
>わたしは前者を支持します

「前者」って何ですか?
そういう曖昧な表現で逃げるのではなく、核武装して選択肢を多くするのが良いのか否か、ちゃんと答えて下さい。

>緊急時には国連がどうとか言ってられないでしょう?
>そして緊急でないときはなるべく国連のルールに従う
>何がいけないのでしょうか

あなたが言っていることがそういう話ではないからですよ。
緊急ではない平時から、国連の枠組みを日米は破壊しますという条約を結んで、世界に知らしめると、あなたは言っているんですよ。
ご自分が言っていることが何もわかっていないのではありませんか?

しかも「なるべく」なんて言うのはルールに従うなんて言わないんですよ。
ルールに従うとは「必ず守る」ことを言うのです。

>ちなみに「準備段階も長くかかる戦争」とは長期の戦争という意味ではなく、準備するほどの余裕があるという意味であり「緊急ではない戦争」という意味で使いました

だからその「緊急ではない戦争」とあなたがカテゴライズしたアフガニスタン戦争では国連決議があったのが事実なんですけど。
誰も「長期の戦争」の話なんてしていません。

自分が『(ちなみにアフガン戦争は国連決議無し)』 とデタラメを書いたってことを、まだ認識していないのですか?

ここが違っているから、あなたの主張は根底から覆るはずなんですけど。

>白砂さんが登場されるより前に既に答えてますよ

嘘を書いてはいけませんね。
集団的自衛権のメリット、国連憲章51条の無視。
何時これらについて書かれました?

ようやく2月3日になってからですよね、集団的自衛権について「対中防衛にかんしては、直接的に役に立つことは少ないと思います」と書いたのは。
国連憲章51条の無視については未だにお答えは無し、というかご自分がいかにとんでもないことをおっしゃっているかを理解していない様子。

>つまり、九条が活きる前提が白砂さんと秋原さんでは真逆なのですから、どうでもいいですまされるわけがない

ですから、私と秋原さんは同一人物ではありません。
意見が違っていて当然です。

しかも真逆って何です? 時系列や対象が違う言葉を並べて、そこに同じ「不平等」なんて言葉をかけて「真逆」呼ばわりしたってただの印象操作。

あなたのように、お一人で真逆なことを言っていることと一緒にしないで下さいな。

>二つある逆の前提から同じ結論が導き出される場合、いずれかが破綻しているということになります

その「二つある逆の前提」というのが、あなたの創作に過ぎませんから、自作自演にしかなりません。

そして、私と秋原さんの意見が違っていたとしても、それはあなたが私に反論することには何の関係もありません。
それに拘るのは、何とかして、私を黙らせたいとあなたが思っている、言い換えれば私に有効な反論ができないとあなたが思っていると、あなたのコメントを読んでいる人は認識するでしょうね。

==============================

一方、金魚さんの方には、私は以下のようなコメントを返させてもらったのですが、残念ながらちゃんとしたお答えは無し。

******************************

>金魚さん
2013.02.02 ( Sat ) 23:58:17 | 白砂青松0715 | URL | Edit
>僕の考えの集団的自衛権は、緊急の有事に限り可で紛争の解決は否です。

日本の防衛にアメリカが参加するか否かは、アメリカの持つ集団的自衛権の話です。日本がそういう考えならアメリカが同じ事を言っても文句は言えませんよね。

>そのとおりです。いつまでもアメリカを頼っていてはいけません。

で、核保有国の中国と、核を持たずにどうやって対抗すると言うのです?
それとも、日本が核保有国になれる、それをアメリカが許すとでも思っているのですか?

どっちにしても、私にはお花畑脳の願望の産物にしか見えませんが。

>アメリカは日本を守りたいのではなく、海を守りたいのです。つまり日本は浮沈空母的な役割です。
>だからもし中国が尖閣を攻めてきたら、「来なくていい」とお願いしても、アメリカは参戦してくるでしょう。
>アメリカという国は、何らかの利害がないと戦争はしない国です。

上と言っていることが矛盾しているじゃありませんか。
アメリカは集団的自衛権を行使して介入してくるんですよ?
でも、「集団的自衛権は、緊急の有事に限り可で紛争の解決は否」なんでしょ。

しかも、「いつまでもアメリカに頼っていてはいけません」と他人には言いつつ、「アメリカは参戦してくるでしょう」と『自分はアメリカに頼ってます』と平気で言う。つまりあなたの「頼ってはいけません」はただ口先だけってことではありませんか。

もう一人の方もそうですけど、一体全体、あなた方は集団的自衛権を行使できるようにして、何をしたいんですか?

結局、集団的自衛権を行使できるようになると、日本は単独で国を守らなければならなくなると言っているんですよ、あなた方。
それは自分の国を守る防衛力が必ず小さくなるということなんですから、日本の安全保障という観点からは、絶対にやってはならない改憲のはずじゃありませんか。

そしてあなたは、アメリカの戦争にも参戦しないという。
だったら、アメリカにとっても何の意味も無い改憲ってことになる。
ただ日本の安全を損なうだけの意味しかない、誰も得をしない改憲。

ホント、集団的自衛権を行使できる改憲をして何をしたいのか、我々がわかるように説明してくれませんかね。

******************************

これに対して、金魚さんからは、無関係なコメントと、

--
最後に白沙さん、日本の核兵器保有は意味がないし、僕は考えてもいない。
集団的自衛権から何故そっちに話が飛ぶのかわからない。

--

このような質問があったのみ。

わからないとおっしゃるのでもう一度指摘させて貰いますけど、金魚さんがアメリカに頼らずに防衛できなければダメだとおっしゃるから、だったら核兵器を持つ国と対抗するためには日本も核を持たなければならないでしょってこと。

金魚さんが集団的自衛権を行使できるようにしても、アメリカの参戦要請は断るとおっしゃるから、だったら日本も核武装をしないと核保有国に対抗できないという、極めて単純な話なんですけどね。

その他の点にも答えていただきたいものですが。

##############################

ということで、引き継ぎエントリをアップしました。
当事者以外の方もご自由にコメントをお書き下さい。
ただし、Afternoon Cafeさんの当該記事とコメントは読んでから、お願いします。

イラク人質事件の時、救出作戦を主張して居た人はどこいったのでしょう


さて、今回は「人命優先」を打ち出し、アルジェリアのとった「作戦は評価できない」と言っている安倍首相ですけど、彼は以前のイラクでの人質事件の時にどんなことを言っていたのでしょうね。

--
海外の人質救出策検討を イラク事件受け安倍氏

 自民党の安倍晋三幹事長は18日午後、山口市内で開かれたシンポジウムに出席、イラクで日本人が武装勢力に拘束されたことに関連し、海外で人質となった日本人を救出する方策について検討を進めるべきだとの考えを示した。  安倍氏は「もう少し(拘束)期間が長くなり、救出作戦を起こさなければいけないとなった時に、米国や英国に頼まなければいけないという国の在り方がいいのかどうか検討しなくてはいけない」と強調した。  今回、解放された計5人については「救出には有権者、納税者の税金を使っているし、政府も危険を冒して交渉しなければならない。5人の方々に自覚があったのかどうか少し疑問だ。反省していただきたい」と退避勧告を無視したことを厳しく批判した。
2004/04/18 09:53 【共同通信】


http://www.47news.jp/CN/200404/CN2004041801003481.html
--

まあ、直ぐに突っ込ませるべきだとまでは言ってませんでしたけど、自衛隊が救出できるようするなんて「利用」の仕方はしてました。
そして、あの時は人質批判を展開していたのに、今回、彼の口から日揮批判は聞こえて来ませんね。

で、あの時に、人質家族が強攻策を止めて欲しいと発言した時に、あんなにバッシングしていた人達はどこに行っちゃったんでしょうね。
結局、リアルに人の死を見せつけられると、ああいう勇ましい言動をしていた人もすっかり口を閉じてしまうってこと。日本のネトウヨのヘタレっぷりが如実に現れています。

北朝鮮に拉致された人々の家族達やそこに「巣食う会」の面々も、簡単に救出作戦なんて言いますけど、場所がわかっていて、土地勘があるものがやったってこういう結果を生んだってことを、少しは理解して欲しいものですね。

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