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米議会の決議に対する自称保守連中のダブスタっぷり

アメリカの上院が、中国の示威的な海洋活動を非難する決議を採択したとか。
これに産経が大喜びしています。

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【主張】
米上院決議 中国は警告に耳を傾けよ
2013.8.1 03:21 (1/2ページ)[主張]

 米上院が、沖縄県の尖閣諸島を含む東シナ海や南シナ海での中国の威嚇行為を非難する決議を全会一致で採択した。

 中国は最近、日本周辺での軍の活動を活発化させるなど挑発を強めている。自ら「新たな大国関係」と位置付けた、もう一方の大国の警告にも耳を傾けるべきだ。

 決議は「米政府は、尖閣の日本の施政権を害そうとするいかなる一方的な行為にも反対している」と指摘し、尖閣が日米安全保障条約に基づく対日防衛義務の対象であることを明記した。

 これらは米政府の一貫した姿勢であり、議会が同じ認識を示した事実は重い。日本の立場を踏まえた内容であり、菅義偉官房長官が「米国の力強いコミットメントの表明」と歓迎したのは当然だ。今回の決議を高く評価したい。

 決議は中国の威嚇行為を列挙しており、今年1月の海上自衛隊の護衛艦に対する中国艦船の射撃管制用レーダーの照射や、4月の8隻もの公船による尖閣周辺での領海侵入などにも言及した。

 中国共産党の機関紙、人民日報が5月、日本の沖縄への主権を疑問視する主張を掲載したことも挙げた。中国は、妄言批判は日本からだけではないと知るべきだ。

 中国軍は、早期警戒機に沖縄本島と宮古島間の公海上を往復させたり、艦艇5隻に日本周辺を一巡りさせたりするなど、特異な動きを見せている。

 尖閣周辺に出没する中国公船は、国家海洋局や農業省、公安省などの傘下で個別に活動してきたが、先頃、新設の海警局に一本化され、権限も強化された。より組織立った日本領海侵入のためだとすれば見過ごせない。

 上院の決議は、中国の南シナ海におけるフィリピンやベトナムなどへの威嚇行為にも言及し、「地域の各国が、強制や脅迫、軍事力行使なしに対立を解決することが米国の国益だ」とした。

 ただ、米議会の支援表明は心強いが、それに日本はあぐらをかいてはなるまい。対中関係の改善は重要であり、安倍晋三首相も「日本のドアは開いている」と述べているが、尖閣を守るには、日本も独自の防衛努力が必要だ。

 政府は集団的自衛権の行使容認に早急に踏み切るべきだ。そうした自助努力があって、初めて米国からの支援が得られることを理解しなければならない。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130801/amr13080103220000-n1.htm
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さて、今回のようなアメリカ議会の決議。
数年前、産経は自分たちが、そういう決議を「愚か」と言う人を一生懸命紹介していたことをすっかりお忘れのようで。

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「慰安婦」非難決議案を「愚か」と非難したアメリカ識者
2007/02/24 13:59

アメリカ議会の下院に提出されている日本軍の「従軍慰安婦」問題でいまの日本の政府や国民に謝罪を求める決議案を「愚かだから、やめろ」と非難する論文がアメリカのシンクタンクの所長により発表されました。アメリカ側にもこの理不尽な決議案の理不尽さを理解する識者たちが存在するということの例証です。
その論文の内容を2月24日付の産経新聞に掲載された私の記事で紹介します。

[ワシントン=古森義久]
米国の議会の活動を研究する民間機関の代表が下院に提出されたいわゆる従軍慰安婦問題で日本政府に謝罪を求める決議案に対し、米国の傲慢さを示すばかげた試みであり、そもそも米国側に日本政府を断罪する管轄権はないとして、同決議案の趣旨と提案者の議員を批判する論文を20日、発表した。
1977年に設立されて以来、草の根の保守主義運動と結びついて連邦議会の動向を研究しているシンクタンクの「自由議会財団」のマリオン・ハリソン所長は同日、同財団のウェブサイトに「愚かさは議会の責務か」と題する論文を発表し、議会下院にカリフォルニア州選出のマイク・ホンダ議員が中心となって提出した「日本軍が第二次大戦中、若い女性を性的奴隷へと強制したことに対し現在の日本政府がそれを認め、謝り、歴史的な責任を受け入れることを求める」とする決議案を「宣伝を狙った米国の傲慢さの無意味な示威だ」と批判した。
同論文は同決議案がばかげている理由として(1)米国の政府も議会も日本政府への管轄権を持っていない(2)日米関係への悪影響(3)米国議会は税制、移民、ミサイル防衛、社会福祉など、その管轄下の取り組むべき重要課題があまりに多い(4)同趣旨の決議案は議会の前会期に失敗している(5)日本の首相が2001年に慰安婦問題で謝罪の書簡を出しているーなどという諸点をあげた。
同論文は背景として「人類2000年以上の歴史で政府や軍隊は数え切れないほどの悪事を働いてきたが、そのうちの特定のいくつかだけを取り出して糾弾することは他の悪事の重みを軽くするという危険につながる」と述べる一方、日本のいわゆる慰安婦も悪事だったとはいえ、「その計画を実際に進めた当事者たちはいまもう生存していない」と論評した。同論文はまた「憲法上の議会の役割は自国のための立法措置であり、上下両院いずれも外国の主権国家に対して歴史上のミスを公式にどう償うかについて意見を押しつける立場にはない」と主張し、さらに「だれも祖先の間違った行動に対して責任をとらされることはない。そうした責任を求めての謝罪要求は愚かであり、とくに友好的な外国の政府に向かって歴史上のミスに関しての謝罪方法を教えるというのは愚かを越えている」と述べた。
同論文はまた同決議案を提出したホンダ議員について「外交問題での体験がなく、軍務に服したこともない」などと批判した。
筆者のハリソン氏は1960年ごろからワシントンを拠点として活動してきたベテラン弁護士で、議会ウォッチも過去通算30年ほど、続けてきた。
なお下院外交委員会のアジア太平洋小委員会は日本非難のこの慰安婦問題決議を審議するための公聴会を2月15日に開いた。(以上終わり)


http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/122939/
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2007年のこの記事によるなら、アメリカのこの手の決議は「宣伝を狙った米国の傲慢さの無意味な示威」なんじゃありませんかね。
それなのに、今回は「中国は警告に耳を傾けよ」ですか。
ダブスタもたいがいにしていただきたいものだと思います。

確かに、中国の示威的な海洋活動は困ったもの。
でも、それと同じくらい、日本の「自称保守」の連中のトンでもな主張や、こういう都合の良いところだけつまみ食いする無責任な言動にも、世界は眉を顰めていることでしょう。

ちなみに、古森の駄文に紹介されているハリソンとかいう人。
そもそもあの決議の意味を完全にねじ曲げている。
あれは「祖先の間違った行動に対して責任をとらされる」ことを要求したものなんかじゃない。
あれは「現在の日本政府がそれを認め、謝り、歴史的な責任を受け入れることを求める」、即ち、現在の政府にその事実を認めることを求めたもの。

あの決議を「愚か」と言ってくれる「識者」としては、このレベルの人物しか見つけられなかったってことなんでしょうけど。
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テーマ : 領土・領海・・経済水域 - ジャンル : 政治・経済

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コメント

先祖の責任を誰が取る?

>だれも祖先の間違った行動に対して責任をとらされることはない。

これはアファーマティブアクションでよくされる主張ですね。大学入試で黒人の生徒よりも高い点数を取った白人の生徒が不合格になり低い点数の黒人生徒が合格するのはおかしいと、よく裁判になっていますね。
先祖が黒人を奴隷にしたから、今現在の白人の生徒は黒人の生徒に較べて不利を被るのは仕方がないという考え方ですね。今大学に入ろうとしている生徒が一体黒人に何をしたというのか、彼、または彼女が過去の奴隷制の責任を取るべき正当な根拠などあるのかという話ですね。

そう思いたいんですね、わかります。

>でも、それと同じくらい、日本の「自称保守」の連中のトンでもな主張や、
>こういう都合の良いところだけつまみ食いする無責任な言動にも、
>世界は眉を顰めていることでしょう。
具体的に誰が眉を潜めているの?
具体的なソースは?
「でしょう」とか語尾でごまかして印象操作するのって楽しい?


アファーマティブアクションとはそういうものではありません

goldbugさん

>これはアファーマティブアクションでよくされる主張ですね。

アファーマティブアクションの理解が違っているようですが。

>先祖が黒人を奴隷にしたから、今現在の白人の生徒は黒人の生徒に較べて不利を被るのは仕方がないという考え方ですね。

違います。先祖が黒人を奴隷にしたか否かではなく、今、現在、人種や出自などの本人には選べない要因によって差別や貧困というネガティブな状況に置かれている非差別集団に、進学や就職の機会を積極的に与えることで、格差の固定化を防ぎ、結果的に国内を安定化させようという考え方に則って行われているのがアファーマティブアクションです。

ですからアメリカでは、奴隷にされたわけではないラテン系もアファーマティブアクションによって優遇される対象になり、逆に、戦争中に日系人が強制収容された過去を持つアジア系は白人よりも不利に扱われています。

>今大学に入ろうとしている生徒が一体黒人に何をしたというのか、彼、または彼女が過去の奴隷制の責任を取るべき正当な根拠などあるのかという話ですね。

ということで、全く関係のない話です。


ニュースくらい見たら?


パグさん

>具体的に誰が眉を潜めているの?
>具体的なソースは?

前回のアメリカ下院の対日非難決議は、日本の自称保守の連中の余計な新聞広告が引き金を引いたものでしょ。
そして、こりもせずにまた同じような広告を昨年打ったら、今年に入って、ニュージャージー、イリノイ、ニューヨークなどの州議会で次々と、日本政府が慰安婦の問題をきちんと認知して、将来に伝えるように決議しているではありませんか。
最近の安倍の河野談話見直し発言や麻生のナチス発言に対しても世界の反応はほぼ批判一色。

そういうものを知らないとしたら、あなたって、ほとんどニュースを見ていないんでしょうね。
そんな人が政治の話に首を突っ込むのは百年早いと言わざるを得ませんな。



これ、どーゆー意味?

この記事、日本の新聞で読んだきりですが、不思議です。

米は尖閣は日本の行政下にあるので、日米安保条約に基ずいて中国が先制攻撃すれば米軍を出すといっているのです。ところが、行政国である日本が尖閣領域に侵入してきた中国軍を攻撃すると、挑発的行為だから、日本を援護しない、ともいっているのです。だから日中とも脅かし合戦にせいを出すこととなってしまったわけです。去年に上院で予算案にくっつけて同様の決議を通しています。今度のは、その延長化でしょうか。

どうみても、米による現事態の膠着化を意図したものとしか思えません。ということは、あべっちの頭上で尖閣外交を中国と展開しているわけで、米の外交ハイジャックではありませんか。
これではあべっちの顔は丸潰れです。

バカなことをするなという意味でしょう

chukaさん

>米は尖閣は日本の行政下にあるので、日米安保条約に基ずいて中国が先制攻撃すれば米軍を出すといっているのです。ところが、行政国である日本が尖閣領域に侵入してきた中国軍を攻撃すると、挑発的行為だから、日本を援護しない、ともいっているのです。

アメリカの立場から見れば当然でしょう。
日米安保がある以上、日本の領土を守るために、中国が侵攻したら米軍を出さざるを得ない。
でも、あんなちっぽけな島のために、アメリカ国民に命を差し出してくれなどといったら、国民から大きな反発を招きかねない。
だから、今、実効支配しているのに、なんで日本は寝た子を起こすようなことをするのかと、アメリカは苛立っているのですよ。

>どうみても、米による現事態の膠着化を意図したものとしか思えません。ということは、あべっちの頭上で尖閣外交を中国と展開しているわけで、米の外交ハイジャックではありませんか。

同盟国なのですから、これくらいは当然では。
日米安保がある以上、尖閣はアメリカ国民の命にもかかわる問題です。

>これではあべっちの顔は丸潰れです。

アメリカは、安倍のことを全く評価していないみたいですから、仕方ないでしょう。
彼に任せていたら、アメリカ人が無用な血を流すことになると警戒しているのでしょう。
私も、安倍に好き勝手な外交をやらせるくらいなら、アメリカに介入された方がまだ日本人の命は守れると思っていますから。


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