プロフィール

白砂青松0715

Author:白砂青松0715
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

FC2カウンター

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

作り話を知らないからって何だって言うんでしょう ー 建国話


建国記念日というものがありました。
まあ週の半ばの休日というのは、ありがたいものではありますが、記念日の意味としてはどうでも良い種類のものでしょう。

で、産経がまた頭の痛くなるような記事を書いています。
建国の物語「さえ」知らぬ高校生が98%なんですって。
そんなもの、知らなくったって何の不都合もない話でしょ。

--
【西論】
建国の物語さえ知らぬ高校生98%…わが国を素直に愛したい 大阪正論室長・河村直哉
2014.2.11 07:00 (1/3ページ)[westナビ]

 昨年のことだが、雑誌「正論」に載ったある文に小さからぬ衝撃を受けた。18歳の女子学生のもの。日本人なのに日本を知らない自分に恥ずかしさを覚え、日本人の国家観はどうなのだろうと若者にアンケートした。自国の建国の歴史について知っていたのは、高校生100人のうち2人。半分以上は回答がなかった。連合国軍総司令部(GHQ)最高司令官、マッカーサーが建国したと答えた者が5人いた(山本みずき「18歳の宣戦布告 国家観なき若者に告ぐ」=平成25年5月号)。

 2月11日は建国記念の日。神武天皇が即位した日にちなむ。だが何人がそれを知っており、祝うのだろうか。若者だけが責められるべきなのではない。そもそも若者は建国の物語を教えられていないだろう。

(中略)

淵源にはGHQ

 以下は橿原神宮についていうのでなく、筆者なりの日本の戦後についての理解である。戦後、日本人は戦争にかかわったものを封印し、遠ざけた。あるいはそれらを一方的に罪悪視し、連続した歴史を持つべき国家をリセットしようとした。冒頭、建国の歴史について知っている高校生がわずか2人というのも、この断絶による。こうした消極的な忘却だけではない。積極的に建国の日に反対する集会が、いまだに開かれたりする。

 アンケートで日本を建国したのはマッカーサーと答えた者がいたのは、冗談としても笑えないが、日本の戦後史の事実を期せずして語ってもいる。

 昭和20(1945)年12月、GHQは国家神道を禁じたいわゆる神道指令を出した。表記を読みやすくして引くと、指令の目的は「再教育によって国民生活を更新し」「新日本建設を実現せしむる計画に対して日本国民を援助する」など。リセットである。神道に関する「あらゆる祭式、慣例、儀式、礼式、信仰、教え、神話、伝説、哲学、神社、物的象徴」が対象となった。いろんな場で、神々は遠ざけられていった。

 昭和23年にできた祝日法で祝日の宗教色は薄められ、例えば11月23日の新嘗祭(にいなめさい)は勤労感謝の日となった。2月11日の紀元節も日本は祝日として残したい意向だったが、GHQは認めず、法から除かれた。

 GHQだけが否定的だったのではない。日本が独立を回復してから建国記念の日を祝日に加えることが議論され再三、法改正案も出されたが、成立しなかった。反対の世論は根強かった。建国記念の日が祝日となるのは、ようやく昭和41年のこと。そのころ出された「紀元節問題」という冊子を見ると、「紀元節復活をかちとった右翼」「悪夢再現の日」などの文言がおどろおどろしく躍る。日本人自身によって、日本という国家は批判され否定されてきたといってよい。

国家意識回復を

 このような戦後史を日本人は直視すべきであろう。日本という国が古代から連綿と続き日本人が国家に属していると自覚する、つまり国家意識を回復することが、いまほど切実な課題となっていることは戦後、たぶんない。領土、歴史をめぐる中国や韓国からの圧力に、国民として踏ん張っていくべきところなのだ。冒頭のエピソードが示すごとき、国民としての根をなくしたような姿や、いまだに建国記念の日に反対するような姿勢では、外圧に抗しきれない。特に後者の左傾思潮は、さまざまに形を変えながら現代の日本をなお厚く覆っている。

 今月は、日本人が日本という国を意識する機会が増える。7日にはソチ五輪が開幕した。選手個人の健闘を願うのは無論だが、五輪は国家同士の祭典でもある。日本人選手として堂々とがんばってほしいし、また日本人としてその活躍を応援したい。2000(平成12)年のシドニー五輪開幕に際し、「国家から解き放たれて」などという社説を掲げる新聞社もあったのだが、まともな日本人ならこうした言説はおかしいと、もう気づくはずである。

 また、7日は北方領土の日で、22日は竹島の日だ。ロシア、韓国に不法に占拠されている日本の領土を、取り戻す機運を高める日だ。

 日本を取り巻く厳しい国際状況は、今後も続くだろう。素直にこの国を愛することから始めたい。ゆがんだ戦後日本を建て直すべきときである。

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140211/waf14021107010002-n1.htm
--

神武天皇なんて人物がそもそも実在していたなどと信じる方がどうかしていますし、建国したのが紀元前660年だったなんてどこにも根拠の無い話
そんなものを知らないから何だというのでしょう。

フィクションとしか言いようが無い話の登場人物が何をしたか知らないというだけで、国家意識がどうのなどと言われるのは、まさに余計なお世話

そんなものを信じるくらいなら、マッカーサーが建国したという説の方が、よほどリアリティがある。そもそも、産経を始めとするウヨさん達の主張では、現在の日本国憲法はマッカーサーが作った占領憲法なんでしょ。
だったら、マッカーサーが建国したと答えた者の方が、神武天皇なんてものを信じているものよりも高く評価されるはずなんじゃありませんかね。

建国記念の日の由来を知らなくたって、日本の国がどうあるべきかを考えるのに、何の不都合もないし、むしろ、そんなものに囚われている人間よりも、ずっと自由な発想でより良い未来を追及できるというものです。
産経の言っていることは、言いがかりであるばかりでなく、根拠と結論が真逆になっている滑稽なものです。

真逆と言えば、『7日にはソチ五輪が開幕した。選手個人の健闘を願うのは無論だが、五輪は国家同士の祭典でもある。日本人選手として堂々とがんばってほしいし、また日本人としてその活躍を応援したい。2000(平成12)年のシドニー五輪開幕に際し、「国家から解き放たれて」などという社説を掲げる新聞社もあったのだが、まともな日本人ならこうした言説はおかしいと、もう気づくはずである。』こんなことも書いていますけど、これも全くのアベコベ。

五輪は国家同士の祭典なんかではない。それは競技者個人の祭典であり、政治的中立性、そしてイデオロギーの排除は倫理憲章にもちゃんとうたわれています。
もちろん、五輪が国家という枠組みを単位として競技者をグルーピングしているのは事実ですが、競技者の立場から見れば、そんなものは関係ない。まさに「国家から解き放たれて」最高のパフォーマンスを示すべき。
そして自国の選手を応援するなら、そういう競技者に対して自分たちの国の名を高めてくれてありがとうと感謝すべきなのであり、競技者に国家を押し付けるなんていうのは真逆の行為だと肝に銘ずるべきだということ。

こんなことを書く産経新聞はの記者や編集者は、産経流に言えば「まともな日本人」じゃないと呼ぶべきでしょう。
真っ当な日本人はそれに気づいていると思いますけど。

スポンサーサイト

<< メディアにおもねる女子高校生(1) ー 創作右翼の「正論」 | ホーム | 一本化を主張していた人々の赤っ恥 ー 都知事選 >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 ホーム