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いつまで言い続けられるのか ー 福島の子どもの甲状腺ガン


福島の子どもの甲状腺ガンの患者数が50人にのぼっているようです。
これに対して福島県は福島第一原発事故の影響とは考えにくいと言っています。

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福島県民健康調査:子どもの甲状腺がん50人、疑い39人
毎日新聞 2014年05月19日 20時41分(最終更新 05月19日 20時43分)

 ◇検討会「被ばくの影響とは考えにくい」の見解

 東京電力福島第1原発事故による放射線被ばくの影響を調べる福島県の県民健康調査の検討会が19日、福島市であり、甲状腺がんの診断が確定した子ども(震災当時18歳以下)が、前回の検討会(2月)から17人増の50人になったと報告された。

 これまでに、対象者の約8割に当たる約30万人が受診し、がんが確定した50人のほか、「がんの疑い」がある人も39人で、計89人(0.03%)となった。同検討会は「年齢や居住地による相関関係がみられず、チェルノブイリ事故では4、5年後の増加が確認されていることから、被ばくの影響とは考えにくい」との見解を示した。【深津誠】

http://mainichi.jp/select/news/20140520k0000m040054000c.html
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「年齢や居住地による相関関係」ってのが何を言いたいのか意味不明。
単に福島全体がそういう地域になってしまっているという可能性だってあるのに。
また、チェルノブイリは4、5年後というのも同様。
福島はチェルノブイリより深刻、4、5年後にはもっと、という可能性も考えられるのに。

これで何で「影響とは考えにくい」と言えるのか、私には論理破綻しているとしか思えません。

まあ、こういうことを書くと、風評被害をばらまくなという安倍一派や原子力村方面からの反発が来そうですけど、実際のところ、この甲状腺ガンの患者数は「風評」どころか客観的な数字です。これまでは若年層では100万人に1から9人と言われていたのが、それよりも2桁多い発症者が出ていることが「風評」だと言うなら、これまで医学界が言い続けて来た甲状腺ガンの発症率が大間違いでしたとの総括をするのが先だと思いますけどね。

で、この甲状腺ガンの患者数が時系列的にどう報じられて来たか。

まず2013年2月の報道。
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 福島県は13日、東京電力福島第一原発事故の発生当時に18歳以下だった3人が甲状腺がんと診断され、7人に疑いがあると発表した。チェルノブイリ事故では、被曝(ひばく)から最低4~5年後に甲状腺がんが発生しており、県は「総合的に判断して被曝の影響は考えにくい」と説明している。

 県は事故当時、18歳以下だった約18万人のうち、約3万8千人の甲状腺の超音波検査結果をまとめた。計10人の平均年齢は15歳、男性は3人で女性が7人。腫瘍(しゅよう)の直径は平均15ミリ。確定診断された3人は全員、進行がゆっくりしたタイプの早期だった。甲状腺の被曝線量などは不明だ。今回の調査対象は、飯舘村や浪江町など避難区域などの子どもたちだ。3人は手術でがんを摘出、通常の日常生活を送っているという。

(中略)

これまで、子どもの甲状腺がんの発生頻度は100万人に1~2人程度とみられていた。今回、それより高い頻度で見つかった。福島県立医大の鈴木真一教授は「今回のような精度の高い超音波検査で大勢の子どもを対象にした調査は前例がなく、比較はできない」と説明した。成人の超音波検査では3・5%に甲状腺がんが見つかったとの報告もあるという。


http://www.asahi.com/national/update/0213/TKY201302130390.html(リンク切れ)
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この時は、3万8千人に対して3人でした。(100万人に対して79人)
しかし、「今回のような精度の高い超音波検査で大勢の子どもを対象にした調査は前例がなく、比較はできない」って、そういういい加減な調査しかしてこなかった人々が偉そうなことを言わないでいただきたい、って私なら言いたいですけど。

だったら、すぐに比較調査すべきなんじゃないですか?

で、この数字がどんどん増えて行きます。

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甲状腺がん新たに7人 福島県調査、計33人に
2014/2/8 11:06

 東京電力福島第1原子力発電所の事故による放射線の影響を調べている福島県の「県民健康管理調査」の検討委員会が8日までに福島市で開かれ、甲状腺がんと診断が「確定」した子供は前回(昨年11月)の26人から7人増え、33人になった。「がんの疑い」は41人(前回は32人)。

 検討委の星北斗座長はチェルノブイリ原発事故後の甲状腺がんの発症経過や、今回見つかったがんの種類、大きさなどから「現時点では放射線の影響は考えにくい」と述べた。がんの発見率がこれまで考えられていたよりも高いことについては「症状がない人も含めた未知の調査で、比較できない」と説明した。

(中略)

 国立がん研究センターなどによると、10代の甲状腺がんは100万人に1~9人程度とされてきた。

(後略)


http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0800P_Y4A200C1CR0000/
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25万4千人に対して33人。(100万人に対して130人)
そして、今回が30万人に対して50人。(100万人に対して167人)

これまで100万人に対して1から9人と言われていたのに、

2013年2月 100万人に対して79人
2014年2月 100万人に対して130人
2013年5月 100万人に対して167人


この数字を見ても、何の危機感も無いのですかね。
自分の住むところが危険と言われるのはいろんな意味で辛いことではありますけど、この数字を見て何かおかしいと感じないのは、私には現実逃避としか見えません。

「比較できない」というのも、この3年間の間に福島から遠く離れた地域で同じような調査をやる時間は十分にあったはずなのに、それをやらないのは意図的なサボタージュではないか(「調査もどき」はやっていますが、それについては別に書きます)。

そして、チェルノブイリは4〜5年後という言い訳が使えるのもあと1年。

福島県はいつまでこのような「考えられない」発言を続けるつもりでしょうか。

私はこちらの方こそがある意味「風評被害」なのではないかと思ってしまいます。

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