前エントリでは、
自称保守の連中が卒業式を乗っ取って、日の丸・君が代を押しつけるイベントにしてしまっている という実例を紹介しました。
自称保守の連中は、自分達の思想を押し付けるだけではなく、そういう押し付けに反対する人を貶めるために
嘘 まで吐いています。
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「君が代起立は教育滅ぼす」 市民団体メールを誤引用 産経、ネット見出しは修正 楊井人文 | 日本報道検証機構代表・弁護士 2016年3月26日 17時18分配信 【GoHooレポート3月26日】産経新聞は3月15日付朝刊(東京版)で「教職員の国歌斉唱『教育荒廃させる』 市民団体、大阪市立小中にメール」と見出しをつけ、「卒業式での教職員の国旗掲揚や国歌斉唱は『教育を荒廃させる』などとする内容のメールが2月、市民団体から大阪市立小中学校全424校に送られていた」と報じた。しかし、この市民団体が一斉送信したメールで「教育を荒廃させる」と批判したのは、国歌起立斉唱の「職務命令」やその発令を促す大阪市教育長の「通知」だった。メールでは国歌起立斉唱という行為そのものが「教育を荒廃させる」とは主張しておらず、「国旗掲揚」には全く言及していなかった。ニュースサイト記事の見出しが一部修正されたものの、同団体は「誤報」と抗議している。 記事が取り上げたのは、国歌斉唱時の不起立を理由に戒告処分を受けたの松田幹雄・大阪市立中教諭を支援する活動を展開している「Democracy for Teachers and Children」(D-TAC)が2月10日、市立学校に一斉送信したメール。D-TACのウェブサイトで全文公開されており、問題となった部分は次のように記されていた。 私たちは、1月5日付で大阪市教育委員会に「質問と要請」を提出し、昨年1月23日付で出されました「式場内のすべての教職員は起立して斉唱するよう校園長より職務命令を行うこと」と指示する教育長通知と同様の通知を出さないよう要請していました。この通知と「君が代」起立・斉唱職務命令が、教職員の間に保身を蔓延させ教育を荒廃させるのではないか、本来、児童・生徒に対して当然なされるべき「君が代」の歌詞の意味や扱いの歴史的変遷についての情報提供も行わないまま起立・斉唱を強要し、「君が代」を歌いたくない児童・生徒に対して「いじめ」・人権侵害の現実が生まれているのではないかと問題提起していたのです。 出典:D-TACウェブサイト 日本報道検証機構はD-TACに対し、メールでの「教育を荒廃させる」という指摘は、式場内で国歌を起立斉唱するという行為そのものも含まれているのか質問したところ、「教育長の『通知』と『職務命令』についてのみ、述べたものです」との回答があった。卒業式などでの国歌の起立斉唱については「大人・子どもを問わず、一人一人の多様な参加のあり方を尊重し保障すべきです」との見解を示した。 今回の記事は、産経の大阪版で「大阪市小中学校に市民団体がメール 教職員の国歌斉唱起立に反対」と見出しをつけて詳しく報道。本文は、D-TACが問題視したのが「職務命令」であることにも触れているが、見出しとリード(東京版と同じ)はメールの趣旨について誤解を与える記述になっていた。 産経新聞ニュースサイト(WEST版)2016年3月15日掲載(見出し修正前) 出典:http://www.sankei.com/west/news/160315/wst1603150013-n1.html ニュースサイト版見出しは修正、追加の訂正要請には応じず ニュースサイトの記事も大阪版と全く同じ内容。見出しは独自に「『君が代起立』は教育滅ぼす」と記されていたが、D-TACの指摘を受け「『君が代起立』は教育を荒廃させる」に訂正された(記事末尾に修正した旨を明記)。その後、D-TACは産経に対し、見出しを「『君が代起立』職務命令は教育を荒廃させる」に訂正し、メールで言及していない「国歌掲揚」の記述も削除するよう再度要請。しかし、産経からは「本文を読めば職務命令を指していることが分かるから替える必要はない」と回答があったという。 ただ、産経の東京版記事は、大阪版より短いバージョンで、見出しにも本文にもメールが「職務命令」を問題視したことに一言も触れていなかった。当機構も東京版記事を踏まえて産経に質問していたが、回答はなかった。 大阪市は公立校の教職員に国歌起立斉唱を義務づける条例を制定している。市教育長は1月29日、各校長に対し、この条例に基づいて国歌起立斉唱の職務命令を出すよう通知していた。 D-TACが今回一斉送信したメールは、市教委にこうした通知を出さないよう要請していた経緯や趣旨を説明する内容だった。最後に「みなさまには、私たちのような声があることを頭においた上で、今一度、学校教育のあり方についてお考えいただきますようお願い致します」と書かれていたが、その他に国歌起立斉唱をやめるよう呼びかける趣旨の記載もなかった。 最高裁、「職務命令」自体は合憲判断 公立校の教職員に対する国歌起立斉唱の職務命令をめぐっては、思想・信条の自由を保障した憲法19条に反するとして、これまで何度も裁判で争われている。最高裁は、思想・信条の自由を間接的に制約する面は否定できないとしつつも、職務命令自体は合憲と判断(2011年5月30日判決)。ただ、国歌斉唱時に起立しなかった教員を停職処分としたのは重すぎて違法だとして取り消した事例もしたこともある(2012年1月16日判決)。2004年には、天皇陛下が園遊会で「強制になるということではないことが望ましい」と発言され、波紋を呼んだこともあった(朝日新聞2004年10月28日付記事)。 (*) 本文中「市立学校の全教職員に一斉送信したメール」と記していましたが、メールの名宛人は「大阪市立学校教職員の皆さんへ」と記されているものの、送信先は個々の教職員ではなく市立学校のメールアドレスであったため、「市立学校に一斉送信したメール」に修正しました。(2016/3/27 14:20加筆修正) http://bylines.news.yahoo.co.jp/yanaihitofumi/20160326-00055870/ --
通達や職務命令というような形での押しつけを問題視していたメールが送られていたのに対して、その中身であるところの日の丸や君が代そのものが
「教育滅ぼす」 と言っているかのように装い、それを叩いて見せるという自作自演。
きちんとした分析ができずに、『敵』は自分達の思惑通りの行動をとっているに違いないという思い込みに脳が支配される、
典型的なネトウヨ脳 に陥っています。
こういう記事を読めば、
「『君が代起立』は教育滅ぼす」 という産経の捏造記事は、実は当たっていると、
産経が自ら証明した と言えましょう。
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テーマ : 日本を正常な国に戻したい - ジャンル : 政治・経済
これでは入学式などで日の丸が掲揚され、式次第に国歌斉唱があること自体は何の問題も無いと認めたようなもんでしょう。
相手の言葉尻を捉えていい攻撃材料を見つけたかのように見えますが、結局自分で自分の足を引っ張っているようにしか見えません。
GoHooについて
産経にも多少マトモな人がいて、かつマトモなら出ていって当たり前ですけどね。
下村博文みたいな輩が押し付け、とうの天皇本人は特に押し付けない君が代なんか歌うくらいならラ・マルセイエーズとかドイツの歌でも歌っていたいものです。
本題から外れる&既にご存知とは思いますが、自民党はこんな党ですからねぇ。
・例のTPPのヘンテコ
http://www.huffingtonpost.jp/2016/04/07/nishikawa-koya-book_n_9639480.html
・弁護士がいるのにヘンテコ
http://buzzap.jp/news/20160404-komura-kaikensoan/
お返事が遅れましたが
> 左派は軍国主義の象徴たる日の丸や君が代が、教育の場で、子供達の門出である卒業式や入学式の場に持ち込まれること自体が許せないんじゃないんでしょうか?
違いますね。
今や、日の丸・君が代は軍国主義の象徴じゃない。
現代日本の保守を自称する面々による思想の押しつけの象徴です。
占領下の沖縄では日の丸掲揚運動まで行われていたのですから、そのころまでは、少なくとも日の丸には何の色も付いていなかったといって良いでしょう。
問題は、その後70年代後半に入って、政府が教員への締め付けや、教科書記載内容への介入など、教育現場での思想の押しつけを強め、その象徴的存在だったのが、日の丸であり君が代だったということです。
> これでは入学式などで日の丸が掲揚され、式次第に国歌斉唱があること自体は何の問題も無いと認めたようなもんでしょう。
だから、それが政府の押しつけである限りダメなんだと言っているじゃありませんか。
たとえ旗を変えたって、曲を変えたって、それを流せ、歌え、従わなければ処分する、と言った時点でアウトですよ。
> 相手の言葉尻を捉えていい攻撃材料を見つけたかのように見えますが、結局自分で自分の足を引っ張っているようにしか見えません。
何のことを言っているのか意味不明。
というか、あなたへのブーメランにしか見えません。
http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/893/081893_hanrei.pdf
これを見る限り、教師達の主張が押しつけられたことに対する反発ではなく、過去の我が国において果たした役割が否定的評価の対象だと思わざるを得ないでしょうね。
君が代日の丸に軍国主義の色づけをしたうえでの不起立だというのが正しい解釈でしょう。
じゃあ比べようか
白砂青松さんもよろしければ参考までに。
http://web.archive.org/web/20020820201859/http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/11/09/990906i.htm
『諸外国における国歌や国旗の取り扱いについて』
そもそもフランスみたいに入学式なぞ存在しない国もあるわけ。国旗を掲げ斉唱すること両方を義務付けてる国は、かなり限られている。
国旗の扱いはアメリカは州法で決まるから国が定めてるわけではない。でも所有物であれば国旗を焼く自由も認めている。
イギリスはロイヤルアカデミー、つまり王室が関わるもの以外は全く定めてない。
読み続けてればわかるよね?君らが妙ちくりんな理由だけで嫌いそうな中国や韓国、そして日本が最も厳しいってわけ。
つまり未だに日本は押し付けていて思想の自由ゼロの独裁政治状態ってことが証明された。
象徴どころか現在進行形なんだよ。歌うも歌わないも、起立も不起立も自由でなければ民主的ではない。ましてそれで解雇って何なんだよって話。
goldbugって人は中国とか北朝鮮に住んだ方が楽かもよ?
Re: タイトルなし
> これを見る限り、教師達の主張が押しつけられたことに対する反発ではなく、過去の我が国において果たした役割が否定的評価の対象だと思わざるを得ないでしょうね。
意味不明です。
押し付けられていないなら、処分もないし、裁判自体もなかったはずですけど。
> 君が代日の丸に軍国主義の色づけをしたうえでの不起立だというのが正しい解釈でしょう。
だったら、不起立や伴奏拒否で済むはずがありません。
日の丸を引きずり下ろし、他者が歌うのを妨害しなければ、その「軍国主義」を防げないじゃありませんか。
それが不起立や伴奏拒否で済んでいる、即ち、日の丸や君が代をあがめたいという人の行為を邪魔していないという点が、あなたの主張では説明できません。
問題は強制にあるのです。
これはやってみなければ分かりませんが、そんなことがあるのかという気がしますね。
強制でないなら、起立する必要は無いのだから、起立はしないという先生が出てくるかどうかですね、もしそうした先生が出てきた時に、改めてその先生の意図を聞くしかないのかも知れませんね。
命令が下された事実と矛盾してますね
> もはや軍国主義の象徴として見ることはやめてしまい、単に強制に反発しているだけなのであれば、強制をやめてしまえば、今起立を拒否している先生達も、素直に起立するようになるんでしょうか?
それはその人の気持ち次第です。
立つ人もいるでしょうし、立たない人もいるでしょう。
そんなことを気にすること自体がおかしいんですけど。
> これはやってみなければ分かりませんが、そんなことがあるのかという気がしますね。
十分にあり得る話です。
少なくとも私はそうです。
私にとって日の丸・君が代は過去の軍国主義の象徴なんかじゃない、今の自民党政権による思想統制の象徴です。
そして、今、起立している人の中には、強制ではないならと立たない人が出て来るでしょうね。
だってそういう人がいないなら、職務命令なんて必要なかったはずですから。
> 強制でないなら、起立する必要は無いのだから、起立はしないという先生が出てくるかどうかですね、もしそうした先生が出てきた時に、改めてその先生の意図を聞くしかないのかも知れませんね。
あなたの主張が正しいなら、今立っている人の中に、強制でなければ立たない人は一人もいないということになりますけど、私に言わせてもらえれば、それこそ「そんなことあるのか」です。
というか、職務命令が下されたという事実と矛盾しています。
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