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中国・韓国へのコンプレックス丸出し ー 産経のオリンピック報道(2)


前エントリの続きです。

そして、産経の矛先は当然のことながら中国だけではなくて韓国へも向かいます。
韓国を貶めるためなら何でもアリというのが産経ですが、その中でも一番酷かったのがこれでしょうか。

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2016.8.22 13:00
【リオ五輪】
何もそこまで…韓国メディアが日本に異様なライバル心…自国優位を強調しつつ「メダル偏らぬ日本」と羨望の眼差しも

 リオデジャネイロ五輪で“メダル・ラッシュ”に沸く日本に対し、韓国のメディアが異様なほどの「ライバル意識」を燃やしている。何もそこまで…と思えるほどの内容。不幸な日韓の歴史がそうさせるとはいえ、何かにつけて日本と比較したがる韓国は、もう少し自信を持ってもいい-。

 「韓国を抜いた侍スポーツ」。韓国の中央日報(電子版)は19日、派手な見出しの記事を掲載した。同記事は「日本は18日午後11時現在、(メダル獲得数で)総合6位だ」とし、「最終総合順位で韓国より上位になるのが確実視される」と指摘。その一方で、1988年のソウル大会以降、韓国が「2004年アテネ大会を除いてすべて日本を上回ってきた」と“自国優位”の立場も強調した。

 記事は、日本が太平洋戦争後、「敗戦の傷をスポーツで癒すために政府レベルでスポーツを督励した」とし、日本政府がエリート選手の競技力向上のため「(五輪)関連予算を40%増の103億円に増やした」ことがリオ五輪で「実を結んだ」と、羨望のまなざしも交えつつ伝えている。

 日本勢は今回、欧州諸国が強いカヌーと、世界的な人気種目のテニスでも銅メダルを1個ずつ獲得するなど、まんべんなく多くの種目でメダルを獲得した。記事はこの点について、「7種目(アーチェリー、フェンシング、射撃、重量挙げ、柔道、テコンドー、バドミントン)に偏る韓国とは対照的だ」と、不必要と思えるほどの“卑下”も見せている。

 韓国メディアの記事中ではときおり、日本統治時代の名残か、「宗主国」という単語が出てくる。同記事もリオ五輪の日本柔道復活劇について「『宗主国』のプライドも捨て、レスリングやブラジリアン柔術など他国の武道も習った」ことが躍進の大きな要因だ、と指摘。「宗主国」という単語をあえて使ってしまうあたりに、今も抜けきらないコンプレックスのような感情が垣間見える。

   ◇ ◇ ◇

 韓国各紙は、バドミントン女子ダブルスで金メダルを獲得した日本の“タカ・マツ”ペアについて、監督が韓国人であることをことさら強調している。そうだとは知らない一般の日本人にとって、違和感を覚えるほどだ。

 スポーツに国境はなく、日本卓球チームは中国人指導者を招聘し、欧米や南米諸国も日本から柔道指導者らを招き入れ、レベルアップに努めている。

 日本と比較して卑下したり、また「韓国人が日本人ペアに金メダルをもたらした」式の報道は前時代的そのもの。各国が優れた指導者のもとで競い合い、記録や技術を徐々に高めていく-。それがスポーツの魅力でもある。

◇ ◇ ◇

 韓国は21日時点で金メダルを9個獲得。“お家芸”のテコンドーでも強豪選手が「金」を手にした。

 20日のゴルフ女子でも、朴仁妃が5打差の“ぶっちぎり”で金メダルを獲得。ちなみに世界の最強ゴルファーが集まる米国の女子ツアーでも、韓国出身のゴルファーが上位を独占し、米視聴者の“TV離れ”が起こっているほどだ。

 人口が日本の半分に満たない約4950万人の韓国。日本とことさら対比したり、卑下したりする必要はない。着実にメダル数を積み上げていける実力を、韓国社会はそのまま誇ればいいだけだ。(五輪速報班)


http://www.sankei.com/rio2016/news/160821/rio1608210043-n1.html
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もともと、韓国の中央日報が、今回の日本のメダル獲得数が増えたことを分析しているだけなのに、それを卑下だの羨望だのといった感情によるものと決めつける。

そして極め付けは「宗主国」でしょう。

中央日報は、「『宗主国』のプライドも捨て、レスリングやブラジリアン柔術など他国の武道も習った」と、日本の取り組みを高く評価しているのに、その「宗主国」という言葉が「今も抜けきらないコンプレックス」の現れだなどとふれ回る。

いい加減にしたらどうでしょう。

そもそも、相手は韓国のメディアなんですから、原文は韓国語です。
だから、「宗主国」の意味が必ずしも日本語と同じとは限らない。
文脈を見たって、この記事の「宗主国」とは、柔道の「発祥の国」という意味で使っているとしか読みようがない。
日本の植民地支配なんて、全く関係ない話です。

私も韓国語はわかりませんから、原文はどうなのか、そして韓国語における「宗主国」の意味がどうなっているのかを知りませんが、少なくともこういう記事を書くなら、そこまで調べてから書くのが最低限の義務でしょう。

産経は、韓国を貶めたいという欲求が社内に蔓延しているようで、こんな当たり前のことも理解できないようです。

ちなみに中央日報の日本語版サイトで「宗主国」で検索すると、

『韓国の「キムチ宗主国」の地位が揺れている。 』
『テコンドーも金メダル2個、銅メダル3個と出場選手全員がメダルを獲得し、「宗主国」韓国のプライドを守った』
『金属活字の宗主国である韓国の名声』
『ホームショッピング宗主国である米国でも』


などなど、200件以上がヒットします。
この程度の確認をするだけで、中央日報がどういう意味で「宗主国」を使っているかは簡単にわかるし、それがわかれば、真っ当な記者ならこんな記事が書けるはずがない。

たったそれだけの手間すら惜しみ、こういった民族的偏見丸出しの記事を書く。

結局、中国や韓国に対してコンプレックスを感じているのは、この産経新聞のような記事が堂々と載る日本の方でしょう。

このような国に、オリンピックを開く資格があるのか、と思ってしまいます。

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